危険な頭痛とはどんな症状?見分け方や対処方法は?

頭痛は重大な病気のサインである場合があります。いつもの頭痛と少しでも違うようなら注意が必要です。では、どんな病気が考えられるのでしょうか。今回は命の危険にも関わる重大な病気のシグナルかも知れない”危険な頭痛”について解説いたします。

スポンサードリンク

危険な頭痛とはどんな頭痛なのか?

頭痛がサインとなる病気

くも膜下出血

脳は外側から「硬膜」「くも膜」「軟膜」の3つの膜に包まれた構造になっています。「くも膜」と脳の間には比較的太い血管が張り巡らされていますが、この血管のコブ(動脈瘤)が破れると、突然激しい頭痛がおそい、嘔吐や意識低下が起こります。これが「くも膜下出血」です。

脳内出血

脳の血管が破れる「脳内出血」の場合は、頭痛と同時に手足のまひ、ろれつがまわらない、吐き気やめまいなども現れます。

髄膜炎・脳炎

脳を包んでいる「髄膜」や「硬膜」の病気でも頭痛が起きます。髄膜にウイルスや細菌が感染した「髄膜炎」では、強い頭痛が起き、発熱します。この炎症が脳に達すると「脳炎」となってしまいます。

慢性硬膜下血腫

頭をぶつけたりして硬膜の下で出血し、血液のかたまりができるのは「慢性硬膜下血腫」です。血腫が大きくなると周囲の血管を圧迫し、頭痛を起こし、場合によっては認知症や手足のまひなどを起こすことがあります。高齢者では、少々頭をぶつけただけでも起こることがあるので注意が必要です。

脳腫瘍

脳の中に腫瘍ができる「脳腫瘍」では、腫瘍が大きくなるにつれ、頭痛が起き、どんどん痛みが増してきます。腫瘍の位置によって、手足などのまひや視力障害が起きることもあります。

スポンサードリンク

危険な頭痛の見分け方や対処法は?

危険な頭痛の特徴

危険な頭痛の特徴を整理すると次のようになります。

突然の激しい頭痛

これまで経験したことのない激痛が起きたり、痛みがどんどん強くなるときは、救急車を呼びましょう。

高熱を伴う強い頭痛

頭痛だけでなく熱があるときは、脳内で炎症が起きているかもしれません。医療機関を受診しましょう。

頭痛とともに麻痺がある

手足の麻痺やろれつがまわらない、うまく歩けないなどの症状は、出血や腫瘍が考えられます。脳神経外科や神経内科を受診しましょう。

いずれの婆においても、危険な頭痛の判断基準のポイントは、これまでに経験したことがない初めての痛みや、初めての状態を伴うということです。そのような自覚症状を伴う頭痛が起こった時は、ためらわずすぐに医療機関を受診しましょう。

まとめ

今回は重大な病気のサインでもある「危険な頭痛」について解説いたしました。今までに経験したことがないような激しい痛みの頭痛が起こった場合は要注意です。年齢や性別の関係なしに、素人判断をせず、必ず医療機関を受診しましょう。

スポンサードリンク