偏頭痛と片頭痛の違いは?

偏頭痛持ちで悩んでいる方は結構多いのではないでしょうか?いったん痛み出すと何も手につかなくなり、立っていること、起きていることが辛く、仕事も家事も遊びも何もすること歩ができなくなってしまいます。今回はそんな辛い痛みを引き起こす「偏頭痛」や「片頭痛」について解説していきます。

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偏頭痛と片頭痛の2つの表記があるけれど正しいのはどっち?

「へんずつう」の表記は「偏頭痛」だったり「片頭痛」だったりして”アレ?一体どっちが正しいの?”と迷ってしまうことがあります。

表記方法は二通りありますが、実はどちらも同じ症状のことを指しており違いはありません。
パソコンなどで変換する時に先に候補として出てくるのが「偏頭痛」の方なので、こちらの表記の方がよく見かけるという印象はあります。辞書でもこちらの表記の方が先に来ていることが多いようです。

一方「片頭痛」の表記は医学会用語における正式な用語として使用されている表記です。だったらこちらの方が正式っぽい気もしますが、本家と元祖のようなもので、特にどちらの表記を使用しても問題はありません。

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偏頭痛と片頭痛の違いは何?

「偏頭痛」と「片頭痛」の意味に違いはないことがお分かりいただけかと思いますが、もう少しこの2つの表記について掘り下げてみたいと思います。

「偏頭痛」の「偏」という時は「かたよる」と読みますが、偏頭痛が主に部分的に起こる頭痛であるという性格をよく表していると思います。

「片頭痛」の「片」のじも「片側」という意味ですから、片頭痛が主に片側に起こるという症状をよく表していますね。「偏=かたよる=片寄る」となりますので、漢字としてもほぼほぼ同じ意味であると言えます。

偏頭痛または片頭痛の原因は?

片頭痛は脳の血管が急激に拡張することで起こる症状です。ではその血管の拡張はなぜ起こるのでしょうか?最新の研究では次のような要因が血管拡張の原因だと考えられています。

一つ目は顔の感覚を脳に伝達する「三叉神経」が刺激されることによって片頭痛が引き起こされるという説です。ストレスなどが原因で三叉神経から過剰にCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)というペプチド(=タンパク質の一種)が放出されると血管を過敏な状態にする作用が起こるため、通常の血管の拍動でも痛みとなって伝わってしまうというメカニズムです。

二つ目は、ストレスから解放された時に「副交感神経」の作用により血管が拡張して頭痛を引き起こすという説です。仕事などで何かの重責を背負っていた人が任務を果たし終えた時などにその開放感から頭痛に見舞われるといった例は少なくありません。日頃のストレスの積み重ねから解放されるという点では、仕事が休みの土日などに頭痛を発症するケースも多いようです。

三つ目は女性の場合に限りますが「生理」が影響して起こる頭痛もあります。生理周期によってエストロゲンという女性ホルモンの量が変動し、ホルモンバランスの崩れによって頭痛が起こりやすくなるという説です。逆に言えば妊娠して女性ホルモンの変動が少ない期間や閉経後には片頭痛が起こりにくくなると考えられています。

四つ目は低気圧が近づくと片頭痛が起こるという「気圧」との関係です。実際に台風や梅雨の時期には片頭痛を訴える来院者数が増えるというデータもあり、気圧が血管に作用するというのは科学的根拠によって示されています。

五つ目は「遺伝」です。研究段階ではありますが、遺伝性の片頭痛の存在が認められつつあるようです。

その他にも血管の拡張を助長する要因はたくさんあります。

【ストレス系】
・空腹
・寝不足 など

【刺激系】
・眩しすぎる光
・騒音
・におい(タバコや香水など)  など

【体調系】
・寝すぎ
・ポリフェノールを含む食べ物(チーズやチョコレートなど=血管収縮作用) など、

こうして見ますと日常生活のあらゆる場面に頭痛を引き起こす要因は転がっていると考えていた方が賢明でしょう。知識を持って、いかにこれらの状況を避けていくかが片頭痛を発症しない鍵となっていくでしょう。自分に会った頭痛薬を常備し携帯しておくことも大切です。

まとめ

今回は偏頭痛と片頭痛の2つには違いがあるのか、また頭痛の原因についてご紹介してきました。

いざ頭痛に襲われると何もできなくなり、仕事中などは本当に辛くて困ってしまいますよね。
かからないことが一番ですが、頻繁に起こってしまうという方は、十分な予防を心掛けるとともに、いざ発症してしまったらすぐに薬を飲みからだを休めるようにして対処してください。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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