らっきょうに含まれる栄養成分や効能と抗がん作用を活かすレシピ

カレーの付け合せなどでよく食べられている「らっきょう」。もともとは薬用植物として中国から渡ってきたというルーツがあり、ガンを抑制する効果が認められています。こ音階はラッキョウの栄養成分について解説いたします。

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らっきょうに含まれる栄養成分

ラッキョウの成分と効用

栄養成分 はたらき
 硫黄化合物  がんの予防
抗酸化作用
がん・腫瘍を抑える
 ステロール がんの予防
フラボノイド がんの予防
ビタミンC がんの予防
抗酸化作用
ビタミンB1 疲労回復

らっきょう15g中の主な栄養成分
※常用量15g=中2個の栄養成分値

栄養成分 含有量
ビタミンC 3.45mg
 ビタミンB1 0.01mg

抗がん成分として、イオウ化合物や、ステロール、フラボノイドを含んでいます。特に匂いと辛味成分であるイオウ化合物には強い抗がん作用があります。抗がんビタミンとしてはCをわずかに含有しています。

国産のエシャロットはラッキョウを若採りしたもので、輸入のエシャロットは玉ねぎの仲間です。栄養成分はラッキョウと良く似ていますが、微量ながらβ-カロテンやビタミンEも含んでいます。ただし、においや辛味が弱くなるので、抗がん成分については、やや少なくなると考えられます。

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らっきょうに含まれる栄養成分の効能

イオウ化合物が細胞の酸化を防ぐ

ラッキョウは漬物として、日本の食事ではすっかりおなじみになっていますが、もともとは薬用植物として中国から渡ってきたものです。糖質のエネルギー代謝に欠かせないビタミンB1の効果を高める作用と、抗菌作用をもつことから、“畑の薬”とも呼ばれています。

ラッキョウはニンニクやニラ、玉ネギと同じく、ネギ類の野菜に属しており、独特のにおいと辛味成分であるイオウ化合物の硫化アリルが豊富に含まれています。イオウ化合物が、強力な発がん抑制作用を持つことは、ニンニクや玉ねぎなどの研究によって証明されています。

がんは、体内で発生した活性酸素が遺伝子を傷つけたり、細胞を酸化させることで発症しますが、イオウ化合物はこの活性酸素の働きを抑える作用があるのです。また、活性酸素を発生させる発がん物質を無毒にする作用も認められています。

このほか、ネギ類の野菜には多くの抗がん成分が含まれていると考えられています。ある研究によると、ラッキョウの抽出液にはニンニクの抽出液よりも、さらに強い抗がん作用があることが判明しました。そこで、その有効成分を突き止める研究が進められ、フラボノイドやステロールなどが見つかっています。

ちなみにフラボノイドは、ポリフェノールの一種で、がんや動脈硬化の予防になるといわれる赤ワインにも含まれているもので、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があることがわかっています。

ラッキョウは心臓病の薬

漢方薬の中で、狭心症に効果があるものとして有名なものに括呂薤白白酒湯(かろがいはくはくしゅとう)という処方がありますが、 じつはこれはラッキョウとキカラスウリの根を煎じたものなのです。

“薤白”(がいはく)というのは、陰干しに したラッキョウのことで、この薤白は心臓病のほかにも気管支炎など、様々な漢方薬に配剤されている生薬です。

らっきょうに含まれる抗がん作用を活かすレシピ

酢漬けにすると食べやすい

ラッキョウといえば、酢漬けが最もポピュラーで、手軽に食べられる方法でしょう。酢には疲労回復効果のほか、肥満や動脈硬化の原因となる過酸化脂質を抑える作用もあり、ラッキョウと組み合わせれば、さまざまな成人病予防に有効です。

味噌と組み合わせても美味しく食べることができます。味噌にも抗酸化物質が含まれているので、ラッキョウの抗がん効果をさらに高めることができるからです。味噌に漬けて食べてもよし、味噌汁に入れるもよし。ただし、火を通しすぎないように注意しましょう。

1日に2〜3個が適量

一度に大量に食べるよりも、毎日2〜3個ずつ食べる習慣をつけることが理想的です。ラッキョウを常食にすると、がん予防だけでなく体力増強にもつながります。

らっきょうの選び方

らっきょうは、固くてツヤが良く粒が揃ったものを選びましょう。旬は7月頃です。泥が付いているほうが新鮮です。芽が出るのが早いので、すぐに使わないときはヒゲ根をとって水洗いし、塩水で仮漬けにしておきましょう。

まとめ

今回はラッキョウに含まれる栄養成分について紹介いたしました。おなじみの酢漬け以外でも味噌漬けや味噌汁の具としてなど、是非いろいろな食べ方で1日2〜3個を目安に召し上がってください。

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