オレンジに含まれる栄養成分や効能と健康効果を活かすレシピ

オレンジはビタミンCが豊富なフルーツといったイメージが強いですが、それ以外にも多くの栄養成分を含み、非常に高い抗がん作用を持っている健康食材であることはあまり知られていません。抗がん作用が高い食品群を選出したデザイナーフーズピラミッドでは、第2群に選定されているほどです。今回はそんなオレンジの栄養成分について解説いたします。

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オレンジに含まれる栄養成分

バレンシアオレンジ100g中に含まれる成分(エネルギー:39kcal)

タンパク質:1.0g
脂質:0.1g
炭水化物:9.8g
鉄:0.3mg
亜鉛:0.2mg
ビタミンC:40mg

オレンジに含まれる栄養成分の効能

イノシトール、ヘスペリジン

オレンジにはビタミン様物質の一種で”抗脂肪肝ビタミン”とも呼ばれる「イノシトール」が含まれます。コレステロールの流れを円滑にして、脂質の代謝を良くし、肝臓に脂肪がたまらないようにする働きをします。脂質の代謝を良くし、動脈硬化予防にも効果的です。

同じくビタミン様物質の一種である「ヘスペリジン」は白い筋の部分やアルベド(薄皮)に含まれます。毛細血管を丈夫にし、血圧上昇を抑えたり、抗酸化作用によって心臓病の進行を防ぎます。動脈硬化や脳出血を予防し、がん細胞の成長を遅くして、がんにかかりにくくなる効果があるという研究結果も発表されています。慢性気管支炎の治療にも使われます。

ビタミンC

オレンジに含まれているイメージが強いビタミンC。実際、多量に含まれているため、感染症との戦いや健康の維持に大きな役割を果たしてくれます。

食物繊維

食物繊維は便の大腸通過時間を短くして発がん物質と腸壁との接触を短くし、腸内の発がん物質の産生や腸内細菌に影響を与え、大腸がんを予防するといわれます。水溶性の食物繊維の一種ペクチンも豊富に含まれています。ペクチンには食欲の抑制を助けるはたらきがあり、他にも血中コレステロールを低下させ、血糖を安定させる効果もあります。

香りにはリラックス効果も

オレンジ1個でビタミンCの一日の必要量の60%がとれ、美肌効果や風邪予防などに有効です。ほかにも、鉄や亜鉛といったミネラルも含んでいます。香りに含まれるリモネンという成分には、神経をリラックスさせる効果があります。

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オレンジに含まれる栄養成分の健康効果を活かすレシピ

食事にジュースを加えて効果アップ

グラス1杯のオレンジジュースで、各栄養素の1日の所要量を以下の通り摂取できます。

ビタミンC:110%、
ビタミンB1:8%、
葉酸:8%、
ビタミンB6:4%、
マグネシウム:4%、
リン:2%。

また、食事といっしょにオレンジジュースを飲むと、鉄分の吸収率が最大2.5倍にまで高まります。花を乾燥させて作るお茶は、穏やかな刺激効果を持っています。

ジュースではなく、そのまま食べる場合は白いわたや薄皮も一緒に食べるようにするとビタミンP(ヘスペリジンなど)も無駄なく摂ることができます。

便秘解消にはジュース、かぜや発熱にはオレンジ酒

二日酔いや便秘には、オレンジジュースがおすすめ。とくに便秘の場合は、ヨーグルトと食べ合わせると効果的です。風邪のときはオレンジ酒にして体を温めましょう。

オレンジ酒の作り方

【材料】オレンジ 500g、氷砂糖 100g、ホワイトリカー 35度 900cc

①オレンジはお湯で表面をよく洗い、水気をふいてから皮つきのまま1cm程度の輪切りにする。
②果実酒用のビンに氷砂糖とオレンジを入れ、上からホワイトリカーを注ぐ。
③冷暗所で1ヶ月ほど置いたら、ガーゼでこして完成。

頭痛持ちの人は要注意

偏頭痛の持病がある人は、オレンジなどの柑橘類の摂取によって過敏反応が出てしまい、体調を悪化させてしまう場合があるので、頭痛時には柑橘類を食べたりジュースを飲んだりするのは控えたほうが賢明です。

まとめ

今回はオレンジに含まれる栄養成分について解説いたしました。ビタミンCだけでなく、高い抗がん作用も期待できますし、一年中入手しやすい果物でもありますので、ぜひ積極的に食べたり、ジュースにして飲んだり、フル活用していきましょう。

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