脳梗塞とはどのような症状の病気なのか?原因や治療法や再発予防策は?

脳梗塞とは、脳の血管が詰まり脳細胞が壊死する病気です。どのような原因で発症し、またどのような症状が現れるのか、治療法や再発防止策はどのようなものがあるのかなど、脳梗塞について解説いたします。

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脳梗塞とはどのような症状の病気なのか?

脳梗塞は脳の血管が詰まって起こりますが、詰まり方にはふたつのタイプがあります。動脈硬化を起こして血管が詰まる脳血栓症と、心臓などでできた血栓が運ばれて脳の血管をふさぐ脳塞栓症です。

脳血栓症は、さらに太い動脈に起こるアテローム血栓性脳梗塞と、細い血管に起こるラクナ標塞に分けられます。

日本人に最も多いのは細い血管が詰まって起こるラクナ梗塞ですが、生活の欧米化で動脈硬化が進行して血栓が詰まるアテローム血栓性脳梗塞も増加傾向にあります。

症状はいずれも同じで、舌が麻痺してろれつが回らなくなったり、身体の片側の手足が麻痺したり、感覚の低下やしびれが挙げられます。違いは、アテローム血栓性脳硬塞のほうがより症状が強いため、意識障害、言語障害、視野障害など、重要な機能に損傷を与えることです。

心原性脳塞栓症は、脳の太い血管が詰まり、大きな梗塞を起こすので、最も重症です。また、脳硬塞には一過性脳虚血発作という前兆を伴う場合もあります。脳の血行が悪くなり、手足のしびれや舌のもつれ、目が見えにくくなるなどの症状がみられ、多くは1時間以内、長くても24時間以内に症状は消えますが、放置しておくと、数年以内に2〜3割の人が脳梗塞を発症すると言われています。

さらに、軽い脳梗塞を起こし、その時は詰まった血栓が自然に溶けて流れますが、数日後、この弱った動脈から血液が染み出し、脳梗塞が悪化することがあります(出血性脳梗塞)。心原性脳塞栓症でもっとも多くみられます。軽い脳梗塞でも、その後には注意しなければなりません。

【脳梗塞の主な症状】

  • 構音障害:舌がもつれて言葉がはっきりしない
  • 片側の手足、顔半分の麻痺、しびれ
  • めまい、ふらつき
  • 視野障害(ものが二重に見えたり、片方の眼が見えなくなる)

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脳梗塞が発症する原因は?

脳梗塞は、脳の血管に血液の固まりが詰まって起きる病気です。脳の血管の内側が動脈硬化によって狭くなり、血液の固まりが少しずつ詰まって、そこから先に血液が流れなくなった状態を脳血栓症と言います。この脳血栓症を発症する原因として、高血圧や糖尿病、高脂血症、喫煙などが考えられます。しかし脳の血管自体に問題がなくても脳梗塞になることがあります。

【脳梗塞発症の主な原因】

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 飲酒
  • 喫煙

脳梗塞の治療法や再発予防策は?

脳梗塞は、早期に診断し早期に治療するほど、治療効果は上がります。特に発症後4〜5時間以内であればt-PAという薬で血管を塞いでいる血栓を溶かし、血流を再開させれば、脳への障害を軽減することができます(血栓溶解療法)。

また、t-PAが無効なとき、4〜5時間以上経過した場合は、カテーテルを用いた血栓除去、血行再開治療が行われることがあります。ただし、これらの療法を行なえる病院は脳卒中専門病院に限られています。

発症から4〜5時間以上経過した場合には、t-PAを使用しても脳出血を起こすリスクが高くなるため、血液の凝固を防ぐ抗凝固薬や抗血小板薬、脳のむくみを除く抗浮腫薬や脳保護薬などを使用します。

後遺症からくる生活障害を改善するため、早い段階からリハビリテーションを行い、麻痺、高次脳機能障害や生活障害を改善します。

また、再発防止のため、喫煙や飲酒は控え、適度な運動、食事改善(塩分を控えた食事や低カロリーの食事)、こまめな水分補給などを心がけることが大切です。

まとめ

今回は脳梗塞の基礎的な概要を説明いたしました。脳の血管の動脈硬化や脳血栓症を発症しないように、日頃から生活習慣には気をつけましょう。万が一、発症した場合は早期診断や早期治療によってリスクを最小限に抑えることは可能ですので、健康診断の結果を参照するなどして、地震の健康状態をしっかり把握しておくようにしましょう。特に血液の状態で少しでも異常が疑われる場合は迷わずに医師に相談するのが賢明です。

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