マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎とはどのような症状の病気なのか?

マイコプラズマ肺炎の症状は、乾いた激しい咳が頑固に続くのが大きな特徴で、発熱や胸の痛みなどもみられます。熱とともに、夜になると眠れないほどの強い咳が長期間続きますが、痰はそれほど出ません。発熱も一定ではなく、38〜40度くらいまで出ることもあれば、微熱程度とか、あるいは熱がまるで出ないこともあります。

学童期や青年期にかけての健康な若者に多く発症し、乳幼児や高齢者に少ないことも特徴のひとつです。また、咽頭炎や気管支炎を併発することもあります。

かつては夏季オリンピック開催年と流行年が重なっていたため「オリンピック病」の異名を持っていましたが、1988年以降はその傾向はなくなりました。

マイコプラズマ肺炎とはどのような原因で発症するのか?

マイコプラズマ・ニューモニエ(肺炎マイコプラズマ)という細菌によく似た病原微生物の感染が原因で発症する肺炎です。患者の咳とともに空気中に飛び散って感染していきます。

有効な予防策は、風邪の対策と同じく日頃からの手洗いやうがいの励行です。感染した場合の潜伏期間は2〜3週間程度です。

また、非細菌性肺炎の中でも、マイコプラズマやクラミジアなど細菌以外の微生物病原体による肺炎を「非定型肺炎」といいます。

マイコプラズマ肺炎の治療法は?

マイコプラズマ肺炎の受診科は内科や呼吸器内科や外科になります。治療は多くの細菌に効果のあるマクロライド系の抗菌薬による薬物治療が行われます。テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗菌薬も有効です。細菌性肺炎に有効なペニシリン系、セフェム系の抗菌薬は、すべて効果がないため、検査を受けてしっかり診断してもらうことが重要です。

スポンサードリンク