ミネラルとは?

ミネラルとはどのような栄養素なのか?

ミネラルとは、身体の構成成分となり、体の働きを助ける微量栄養素の総称です。無機質とも呼ばれます。中には身体に有害なものも存在します。

人体を構成する成分は、約95%が炭素(C)、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)の元素からなる有機物ですが、残りの約5%を占める成分をミネラル(無機質)としています。英語でミネラル(mineral)は、広く「鉱物」を指します。金属を意味するmetalという言葉も同じ語源であるといわれています。

ミネラルは、私たちの体の構成成分となるとともに、体の働きを助ける物質でもあります。体内で合成することができないため、外部から摂取しなければなりません。

体の構成成分としては骨や歯に含まれるカルシウムやリンなどが代表的なものといえます。機能性物質としては、赤血球のヘモグロビンに含まれる鉄や、さまざまなところで働いている多くの酵素の成分として銅、亜鉛などのミネラルが挙げられます。

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ミネラルの種類

ミネラルは「日本人の食事摂取基準(2005年版)」においては、「ミネラル」「微量元素」「電解質」という3区分でしたが、2010年版からは「多量ミネラル」「微量ミネラル」という2区分になりました。

以前の3区分は区分の意味づけが曖昧でした。2区分では、体内の量が多いものが「多量ミネラル」、少ないものが「微量ミネラル」となっており、区分の意味がより明確になりました。また、順番が「食品成分表」と同じになりました。

「食事摂取基準(2015年版)」では13種類のミネラルの摂取基準が示されています。しかし、これ以外にもいくつかのミネラルが体に必要であることがわかっています。例えば、硫黄やコバルト、フッ素などです。「食事摂取基準」に定められていない理由は、硫黄はタンパク質に含まれるため、また、コバルトはビタミンB12に含まれるため、それらの基準を示すことで同時に摂取できるからです。フッ素は虫歯の予防などに有効で、海外では摂取基準が示されることもありますが、日本では示されていません。その他、スズやニッケル、金など多くの元素が体内には含まれていますが、その必要性については未知のことが多く、今後の検討が待たれます。

▼ミネラルの種類(2015年版)

多量ミネラル ナトリウム
カリウム
カルシウム
マグネシウム
リン
微量ミネラル
亜鉛
マンガン
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン

▼以前のミネラルの種類の分類表記(2005年版)

ミネラル マグネシウム
カルシウム
リン
微量元素  クロム
モリブデン
マンガン
亜鉛
セレン
ヨウ素
電解質 ナトリウム
カリウム

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