手紙の時候の挨拶文5月の例文

鮮やかな木々の緑、晴れ渡った空、5月は梅雨を前に束の間のさわやかな季節です。ゴールデンウィークの帰省や旅行先から大切な人へ手紙を送るのも素敵ですね。

スマホ一つあれば画像も文も送ることはできますが、旅行先からの絵葉書など昔ながらのお便りというのも逆に新しく感じる年代の方も増えてきているかも知れません。

端午の節句をお祝いした親御さんは遠方に住むおじいちゃまやおばあちゃまに記念写真を送ったり、写真をポストカードにしたりシールにして葉書に貼ったりすると喜んでもらえますね。

母の日にはプレゼントに手紙を添えることがほとんどだと思いますので、心のこもったメッセージを送りましょう。

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手紙の時候の挨拶5月の例文

手紙の一番最初に書くのが時候の挨拶だと思いがちですが、実際には一番はじめにくるのは「頭語」(または冒頭語、起首、起筆)と呼ばれる言葉です。「拝啓」や「前略」などです。頭語に対して一番最後に書くのが「結語」です。「敬具」や「草々」や「かしこ」などです。手紙の本文は頭語と結語に挟まれた形になります。

頭語の一例

【一般的な手紙の場合】

・拝啓(はいけい)
・拝呈(はいてい)
・啓上(けいじょう)
・一筆申し上げます(※差出人が女性の場合)

【丁寧な手紙の場合】

・謹啓(きんけい)
・謹呈(きんてい)
・恭啓(きょうけい)
・謹んで申し上げます(※差出人が女性の場合)

【前文を省略する手紙の場合】

・前略(ぜんりゃく)
・冠省(かんしょう)
・前文お許しください
・前略失礼いたします
・前略ごめんください(※差出人が女性の場合)

【急用の手紙の場合】

・急啓(きゅうけい)
・急呈(きゅうてい)
・急白(きゅうびゃく)
・取り急ぎ申し上げます(※差出人が女性の場合)

【返信の手紙の場合】

・拝復(はいふく)
・復啓(ふくけい)
・謹復(きんぷく)
・お手紙拝見いたしました(※差出人が女性の場合)

【再信の場合】

・再啓(さいけい)
・再呈(さいてい)
・重ねて申し上げます
・たびたび失礼ながらお便り申し上げます(※差出人が女性の場合)

【面識のない相手の場合】
・拝啓(はいけい)
・拝呈(はいてい)
・初めてお便りを差し上げます
・突然お手紙を差し上げる失礼をお許しください(※差出人が女性の場合)

 

5月の時候の挨拶の一例

頭語に続いて書く文が「時候の挨拶」と呼ばれる四季折々の短い挨拶文です。

薫風(くんぷう:5月末まで)
残春(ざんしゅん:5月初旬まで=立夏前まで)
惜春(せきしゅん:5月上旬まで=立夏前まで
暮春(ぼしゅん:5月上旬まで=立夏前まで
季春(きしゅん:5月上旬まで=立夏前まで
余花(よか:立夏以降)
新緑(しんりょく:5月末まで)
若葉(わかば:5月末まで)
初夏(しょか:立夏以降5月末まで)
立夏(りっか:5月5日頃〜21日頃まで)
軽夏(けいか:5月下旬)
軽暑(けいしょ:5月下旬)

「〇〇の候」、「〇〇のみぎり」といった使い方をします。時候の挨拶の後には

・お変わりございませんか
・お変わりなくお過ごしのここと存じます
・皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます

などの「安否の挨拶」が続くのが一般的です。

頭語、時候の挨拶、安否の挨拶が一つになると

「拝啓 新緑の候、お変わりございませんか。」のような冒頭の文章が完成します。

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手紙の書き出し5月の例文

「頭語」「時候の挨拶」に続く書き出しの文例を紹介いたします。文によっては安否の挨拶を続けると違和感が生じる文例もありますので、臨機応変に改変されてみてください。

【一般的な5月の手紙の書き出しの例文】

・川のせせらぎに足を浸してみたくなる陽気です。
・藤だなに薄紫の見事な花が咲きました。
・桐の花がこぼれ始めました。
・バラが見頃となり、甘い香りをふりまいています。
・色鮮やかなつつじが咲き乱れています。
・初夏の風が心地よく、買い物ついでに自転車で遠出をしたくなりました。
・北国もようやく春を迎えました。
・今日は八十八夜、新茶の季節ですね。

【端午の節句】

・鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいます。
・団地のベランダにも、矢車の回る音が聞こえてきます。
・和菓子屋の店先に、ちまきや柏餅が並ぶ季節になりました。
・端午の節句が近づいてまいりました。
・あちらこちらで鯉のぼりを見かける季節になりました。
・菖蒲がまもなく見頃のようです。
・もうすぐ初めてのお節句ですね。

【ゴールデンウィーク】

・連休はいかがお過ごしでしょうか。
・ゴールデンウィークはどこも人混みでいっぱいでした。
・連休もあっという間に終わってしまい、疲れが残るばかりです。

手紙の結び5月の例文

・まだお寒い日もございますが、どうかお風邪など召しませんように。
・夏も近づいていますが体調など崩されませんようご自愛くださいませ。
・連休のお疲れがでる頃かと存じます。体調管理にお気をつけください。
・季節の変わり目でございます。ご無理なさいませんように。
・梅雨入りも間近となってまいりました。どうかお健やかにお過ごしください。
・芽吹きの季節のあまりにもの清々しさに一筆申し上げました。
・連休を終え、お仕事もご繁忙のことと存じますが、ご健勝をお祈りしております。
・新天地での生活にも慣れた頃かと存じますが、くれぐれもお体をおいといください。
・ご自慢のガーデニングを拝見させていただく日を楽しみにしております。
・次にお会いする時は連休中のご旅行のお話、是非じっくり聞かせていただければと存じます。
・母の日に届くよう、お花を贈らせて頂きました。気に入って頂けると嬉しいです。
・連休中のご夫婦での旅行の土産話、聞かせて頂ける日を楽しみにしております。

結語の一例

結びの一文の後、つまり手紙の本当の最後には頭語に対する「結語」を書いて文章を完結させます。

【一般的な手紙の場合】
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・拝具(はいぐ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【丁寧な手紙の場合】
・謹言(きんげん)
・謹白(きんぱく)
・敬白(けいはく)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【前文を省略する手紙の場合】

・ 草々(そうそう)
・不一(ふいつ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【急用の手紙の場合】
・草々(そうそう)
・不一(ふいつ)
・不備(ふび)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【返信の手紙の場合】
・敬具(けいぐ)
・拝答(はいとう)
・敬答(けいとう)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【再信の場合】
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・拝具(はいぐ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【面識のない相手の場合】
・拝具(はいぐ)
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

まとめ

今回は5月の手紙の時候の挨拶文について紹介いたしました。ゴールデンウィーク、端午の節句、母の日、季節の便り、5月は手紙のネタに事欠きません。スマホでのやり取りばかりで、普段手紙を書く機会がないという方も、たまには手紙で大切な方と連絡を取ってみてはいかがでしょうか。その際は今回の記事がお役に立てば幸いです。

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