手紙の時候の挨拶文6月の例文

“ジューンブライドは幸せになれる” という外国の言い伝えが広まり、今や日本でも6月はすっかり結婚式の季節になりました。知人の方が結婚される場合は、お祝いのお手紙を書かれる方もいらっしゃるかと思います。

また「母の日」に比べていまいち認知度が低い「父の日」も6月です。お父さんに日頃の感謝の気持ちを込めて、贈り物にお手紙を添えてみてはいかがでしょうか。

梅雨は鬱陶しい季節ですが、水たまりで無邪気に遊ぶ子供の姿などは風情もあって良いものです。今回はそんな6月の手紙の時候の挨拶について紹介いたします。

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手紙の時候の挨拶6月の例文

手紙の一番最初に書くのが時候の挨拶だと思いがちですが、実際には一番はじめにくるのは「頭語」(または冒頭語、起首、起筆)と呼ばれる言葉です。「拝啓」や「前略」などです。頭語に対して一番最後に書くのが「結語」です。「敬具」や「草々」や「かしこ」などです。手紙の本文は頭語と結語に挟まれた形になります。

頭語の一例

【一般的な手紙の場合】

・拝啓(はいけい)
・拝呈(はいてい)
・啓上(けいじょう)
・一筆申し上げます(※差出人が女性の場合)

【丁寧な手紙の場合】

・謹啓(きんけい)
・謹呈(きんてい)
・恭啓(きょうけい)
・謹んで申し上げます(※差出人が女性の場合)

【前文を省略する手紙の場合】

・前略(ぜんりゃく)
・冠省(かんしょう)
・前文お許しください
・前略失礼いたします
・前略ごめんください(※差出人が女性の場合)

【急用の手紙の場合】

・急啓(きゅうけい)
・急呈(きゅうてい)
・急白(きゅうびゃく)
・取り急ぎ申し上げます(※差出人が女性の場合)

【返信の手紙の場合】

・拝復(はいふく)
・復啓(ふくけい)
・謹復(きんぷく)
・お手紙拝見いたしました(※差出人が女性の場合)

【再信の場合】

・再啓(さいけい)
・再呈(さいてい)
・重ねて申し上げます
・たびたび失礼ながらお便り申し上げます(※差出人が女性の場合)

【面識のない相手の場合】
・拝啓(はいけい)
・拝呈(はいてい)
・初めてお便りを差し上げます
・突然お手紙を差し上げる失礼をお許しください(※差出人が女性の場合)

 

6月の時候の挨拶の一例

頭語に続いて書く文が「時候の挨拶」と呼ばれる四季折々の短い挨拶文です。

初夏(しょか:梅雨入り前)
青葉(あおば:梅雨入り前)
梅雨(つゆ)
入梅(にゅうばい:6月上旬)
黄梅(おうばい)
首夏(しゅか:梅雨入り前)
小夏(こなつ:6月下旬)
薄暑(はくしょ)
梅雨寒(つゆざむ/つゆさむ)
霖雨(りんう:長雨の意)
麦秋(ばくしゅう:地域別で5〜7月頃)

「〇〇の候」、「〇〇のみぎり」といった使い方をします。時候の挨拶の後には

・お変わりございませんか
・お変わりなくお過ごしのここと存じます
・皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます

などの「安否の挨拶」が続くのが一般的です。

頭語、時候の挨拶、安否の挨拶が一つになると

拝啓 梅雨の候、お変わりございませんか。」のような冒頭の文章が完成します。

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手紙の書き出し6月の例文

「頭語」「時候の挨拶」に続く書き出しの文例を紹介いたします。文によっては安否の挨拶を続けると違和感が生じる文例もありますので、臨機応変に改変されてみてください。

・衣替えの季節になりました。
・梅雨空に白い制服がまぶしいこの頃です。
・半袖の制服姿が梅雨寒に震えています。
・梅雨も半ばを過ぎました。
・梅雨も中休みで、ここのところ晴れ間が続いています。
・梅雨の晴れ間に一息つくこの頃。
・久しぶりに洗濯日和となりました。
・空梅雨で都会では水不足が心配されています。
・降り続く雨に紫陽花がしっとり濡れています。
・強い雨足にカエルの合唱も一段と高まってまいりました。
・空にはもう夏雲が浮かび、梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。
・恵みの雨に稲がすくすくと育っています。
・日に日に太陽の光が夏めいてまいりました。
・夏野菜が出回り始めました。

手紙の結び6月の例文

・うっとうしい梅雨がまだ続きますが、どうぞお健やかにお過ごしください。
・夏風邪が流行っております、十分にご自愛ください。
・梅雨寒のせいで体調を崩しがちな時期ゆえ、ご健康にご留意くださいませ。
・夜間は冷えますので、お体をくれぐれもおいといください。
・梅雨明けも間近とのことです。季節の変わり目は神経痛がお辛い時期かと存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
・雨続きで、外回りのお仕事は大変な時期かと存じますが、気分だけは晴れやかにお過ごしください。
・梅雨が明けましたらハイキングにでも出かけましょう。
・御地の美しい白浜の海開きが待ち遠しいですね。
・食中毒のニュースがよく聞かれます。特に生ものを食べる時はご注意くださいね。
・御子息様の末長いご幸福を心よりお祈り申し上げます。
・ジューンブライドは必ず幸せになると申します。明るい家庭を作り、末長くお幸せに。

結語の一例

結びの一文の後、つまり手紙の本当の最後には頭語に対する「結語」を書いて文章を完結させます。

【一般的な手紙の場合】
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・拝具(はいぐ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【丁寧な手紙の場合】
・謹言(きんげん)
・謹白(きんぱく)
・敬白(けいはく)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【前文を省略する手紙の場合】

・ 草々(そうそう)
・不一(ふいつ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【急用の手紙の場合】
・草々(そうそう)
・不一(ふいつ)
・不備(ふび)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【返信の手紙の場合】
・敬具(けいぐ)
・拝答(はいとう)
・敬答(けいとう)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【再信の場合】
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・拝具(はいぐ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【面識のない相手の場合】
・拝具(はいぐ)
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

まとめ

今回は6月の手紙の時候の挨拶について紹介いたしました。結婚関係の手紙(招待状、お祝い状など)、父の日、梅雨見舞いなど、6月も手紙が活躍する時期です。筆を取られる際は今回の記事を是非ご参考ください。

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