手紙の時候の挨拶12月の例文

師走となり、ジングルベルの曲が流れ始めると心が急かされますね。

12月のはじめには今年一年お世話になった方にお歳暮をお贈りします。毎年のお歳暮選びは頭を悩ませるますが、相手の好みに合わせた実用品に人気があるようです。少し時期をずらしてお正月用品を贈るのも良いのですが、学校の休みと同時に年末から旅行や帰省で留守になる家庭もあるので、念のため在宅を確かめたほうが良いでしょう。

海外赴任の友人や外国の知人にクリスマスカードを出す方もいらっしゃるでしょう。航空便はよほどの僻地でない限り、だいたい1週間前後で世界中に届くようです。

そして年末最後の大仕事、年賀状書きです。出すのは大変ですが、もらうと嬉しい年賀状。スマホ時代になり、年賀状を出さない若者も珍しくなくなりましたが、やはり年に一度くらいは大切な方や、お世話になっている方にご挨拶をしたいものです。

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手紙の時候の挨拶12月の例文

手紙の一番最初に書くのが時候の挨拶だと思いがちですが、実際には一番はじめにくるのは「頭語」(または冒頭語、起首、起筆)と呼ばれる言葉です。「拝啓」や「前略」などです。頭語に対して一番最後に書くのが「結語」です。「敬具」や「草々」や「かしこ」などです。手紙の本文は頭語と結語に挟まれた形になります。

頭語の一例

【一般的な手紙の場合】

・拝啓(はいけい)
・拝呈(はいてい)
・啓上(けいじょう)
・一筆申し上げます(※差出人が女性の場合)

【丁寧な手紙の場合】

・謹啓(きんけい)
・謹呈(きんてい)
・恭啓(きょうけい)
・謹んで申し上げます(※差出人が女性の場合)

【前文を省略する手紙の場合】

・前略(ぜんりゃく)
・冠省(かんしょう)
・前文お許しください
・前略失礼いたします
・前略ごめんください(※差出人が女性の場合)

【急用の手紙の場合】

・急啓(きゅうけい)
・急呈(きゅうてい)
・急白(きゅうびゃく)
・取り急ぎ申し上げます(※差出人が女性の場合)

【返信の手紙の場合】

・拝復(はいふく)
・復啓(ふくけい)
・謹復(きんぷく)
・お手紙拝見いたしました(※差出人が女性の場合)

【再信の場合】

・再啓(さいけい)
・再呈(さいてい)
・重ねて申し上げます
・たびたび失礼ながらお便り申し上げます(※差出人が女性の場合)

【面識のない相手の場合】
・拝啓(はいけい)
・拝呈(はいてい)
・初めてお便りを差し上げます
・突然お手紙を差し上げる失礼をお許しください(※差出人が女性の場合)

 

12月の時候の挨拶の一例

頭語に続いて書く文が「時候の挨拶」と呼ばれる四季折々の短い挨拶文です。

・師走(しわす:12月上旬〜中旬)
・年末(ねんまつ:12月中旬〜下旬)
・歳末(さいまつ:12月中旬〜下旬)
・歳晩(さいばん:12月下旬)
・初冬(しょとう:12月上旬まで)
・寒冷(かんれい:12月末まで)
・初雪(はつゆき:12月末まで)
・孟冬(もうとう:12月上旬まで)
・寒気(かんき:12月中旬)

「〇〇の候」、「〇〇のみぎり」といった使い方をします。時候の挨拶の後には

・お変わりございませんか
・お変わりなくお過ごしのここと存じます
・皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます

などの「安否の挨拶」が続くのが一般的です。

頭語、時候の挨拶、安否の挨拶が一つになると

拝啓 師走の候、お変わりございませんか。」のような冒頭の文章が完成します。

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12月の手紙の書き出しの例文

「頭語」「時候の挨拶」に続く書き出しの文例を紹介いたします。文によっては安否の挨拶を続けると違和感が生じる文例もありますので、臨機応変に改変されてみてください。

・師走になり、気が急かされるばかりです。
・暮れも押し詰まり、年賀状の準備に追われております。
・今年もあとわずかで終わろうとしております。
・例年のことながら、12月は本当に慌ただしく過ぎていきます。
・新春の準備にお忙しいことと存じます。
・新年の準備も、なにぶん新米主婦のため要領がわからず戸惑っております。
・年末年始は例年通り帰省する予定です。
・歳末のご多忙とは存じますが。
・12月とは思えないような暖かな毎日が続いております。
・例年にない穏やかな年の瀬を迎えておりますが、お元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。
・今年も残すところあとわずかとなってしまいました。
・年末を迎え、何かとお忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
・師走に入り、何やら追い立てられるように毎日を過ごしております。
・師走を迎え、ますますご多忙にてご活躍のことと存じます。ぞ
・年末を控え、お忙しくお過ごしのこととお伺い申し上げます。
・12月の声を聞き、とたんに心せわしくなってまいりました。
・「光陰矢の如し」と申しますが、本当にあっという間に今年一年も過ぎ去ろうとしております。
・今年のカレンダーもとうとう残り一枚となりました。
・師走も半ばを過ぎ、街行く人の足取りも、どこかせわしげに感じられます。
・年の瀬も押し迫り、気ぜわしい毎日でございますが、いかがお過ごしでしょうか。
・暮れも押し迫り、慌ただしい毎日をお過ごしのことと存じます。
・働き者のあなたのこと、てきぱきとお正月準備をなさっている姿が目に浮かびます。
・おせちの準備は整いましたでしょうか。
・迎春のお支度にお忙しい日々と存じます。
・御用納めまであとわずか、ご多忙にお過ごしのことと拝察いたします。
・慌ただしく一年が幕を下ろそうとしています。
・今年も穏やかに暮れようとしていますね。
・めっきり冷え込んでまいりましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
・木枯らしが身にこたえる季節となりました。
・師走の寒風が身にしみる頃、いかがお過ごしでしょうか。
・寒さ厳しき折ではございますが、健やかに冬をおしのぎのことと拝察いたします。
・寒冷の候となりましたが、ご家族の皆様にはご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
・寒気厳しい毎日を過ごすうち、いよいよ年の瀬も押し迫って参りました。
・冬将軍が到来し、当地はここ数日大荒れでした。
・今朝は庭一面に霜柱が立ち、見ているだけで寒さに震えてしまいました。
・寒波の到来が、冬本番を否応なしに感じさせてくれる今日この頃です。
・風花が舞い、寒さひとしおに感じる年の瀬です。
・冬の空澄み渡り、遠くの山々がくっきりと望める絶好の天気です。
・窓から見える〇〇山が新雪を頂いています。
・天気予報に雪だるまのマークが目に付くようになりました。
・街がクリスマスのイルミネーションに彩られる季節となりました。
・公園の木々に、クリスマスのイルミネーションが灯され、うっとりする夜景が広がっています。
・クリスマスソングが賑やかに鳴り響くころとなりました。
・今日は子供と一緒にツリーの飾り付けをしました。
・秋に拾い集めた木の実で、素朴なクリスマスリースを手作りしてみました。
・花屋の店先に並ぶポインセチアの鮮やかな赤に、クリスマス近しを実感します。
・年賀状のご手配はもうなさいましたか。
・先日はお心のこもったお歳暮の品をご恵贈いただきまして、誠にありがとうございました。
・歳末商戦たけなわ、お忙しい毎日のことと存じますが、ご盛業のこととお喜び申し上げます。
・商店街も、年末に向けてますます活気づいてきました。
・師走に入り、デパ地下はどこも大混雑。張りのある売り子さんの声が響き渡っています。
・新しい年のために、エプロンを一枚新調しました。私のささやかな年末の贅沢です。
・スキー場の積雪情報に心浮き立つシーズンとなりました。
・もう初滑りはなさいましたか。
・押し絵を習って半年、ようやく羽子板が完成しました。
・待ちに待ったボーナスの支給、この一年の自分へのご褒美を何にしようか、嬉しい悩みが始まります。
・冬至の夜はゆず湯でゆったりと体をほぐし、ささやかながら冬の幸せを実感しました。
・昨日は別府、今日は登別、入浴剤で全国温泉めぐりです。
・今年も相変わらず仕事に追われる年の暮れを過ごしております。
・12月の手帳は、仕事のスケジュールより、忘年会の予定で埋まっています。
・楽しくもつらい忘年会の時期に突入いたしました。
・忘年会シーズンを迎え、連夜のご出陣ではと拝察しております。
・忘年会シーズンたけなわ、胃腸の調子はいかがでしょうか。お見舞い申し上げます。
・朝食と胃薬が一緒に食卓に登場する時期を迎えました。貴殿もご同様ではと拝察しております。
・年末年始のご予定は決まりましたか。
・お正月休みは今年もハワイのコンドミニアムで過ごされるのでしょうか。
・クリスマスツリーをしまって今度は正月のしめ飾り。神様も大忙しの年末です。

手紙の結び12月の例文

・気ぜわしい毎日ですが、お体には十分お気をつけください。
・寒さ厳しき折、お風邪などひかれませんよう、くれぐれもご自愛ください。
・年末に向け、くれぐれもご自愛の上、お健やかに新年をお迎えください。
・年の瀬も押し迫り、お仕事もご多忙の時期と存じますが、くれぐれもお体にはお気をつけください。
・今年も残すところわずかとなりました。お互いあとひとふんばり仕事に励みましょう。
・明年も変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。
・来年も倍旧のご支援のほどを切にお願いいたします。
・来年もいろいろとお世話になることと存じますが、どうかよろしくお願いいたします。
・本年中は本当にお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。
・一年の感謝を込めてお便りをさせていただきました。
・明年も変わらぬご厚誼のほどをお願い申し上げます。
・来年もお見捨てなくお付き合い下さいますよう、お願いいたします。
・ご家族おそろいでよいお年をお迎えください。
・来年も幸多き年になりますよう、お祈り申し上げます。
・新しい年のご家族の皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
・結婚して初めてのお正月、どうぞ仲むつまじくお過ごしくださいますように。
・来年も、ご家族にとりまして素晴らしい年になりますよう、お祈りいたしております。
・新年にはご家族でお出向きください。お待ちしております。
・帰省の予定が決まりましたらお知らせ下さい。
・年末にご帰省になるようでしたらご一報ください。仲間に声をかけて、忘年会か新年会を設定します。
・お正月はお帰りになるのですか。久しぶりにゆっくり飲みたいですね。
・今年一年お世話になったお礼の印といたしまして、ささやかなお歳暮の品をお届け申し上げますので、どうかご受納ください。
・今年一年、ひとかたならぬお世話になりまして、誠にありがとうございました。おかげさまで、無事に新しい年を迎えることができそうです。
・忘年会のシーズンですが、飲み過ぎにはくれぐれもご注意ください。
・忘年会続きの毎日と拝察いたしますが、ご無理なさらずにお体を大切に。
・来週あたり、忘年会をしましょうか。またご連絡を差し上げます。

結語の一例

結びの一文の後、つまり手紙の本当の最後には頭語に対する「結語」を書いて文章を完結させます。

【一般的な手紙の場合】
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・拝具(はいぐ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【丁寧な手紙の場合】
・謹言(きんげん)
・謹白(きんぱく)
・敬白(けいはく)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【前文を省略する手紙の場合】

・草々(そうそう)
・不一(ふいつ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【急用の手紙の場合】
・草々(そうそう)
・不一(ふいつ)
・不備(ふび)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【返信の手紙の場合】
・敬具(けいぐ)
・拝答(はいとう)
・敬答(けいとう)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【再信の場合】
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・拝具(はいぐ)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

【面識のない相手の場合】
・拝具(はいぐ)
・敬具(けいぐ)
・敬白(けいはく)
・かしこ(※差出人が女性の場合)

まとめ

今回は12月の手紙の時候の挨拶の例文を紹介いたしました。翌月はもう新年となり、多くの方が年賀状を出すので、12月は手紙のやり取りが少ないかも知れませんが、クリスマスカードやお歳暮の添え状・お礼状など、書かれる機会がありましたら是非ご参照ください。

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