CDの処分方法で購入費や今までの保管努力を最大限無駄にしない手段

片付けられない、捨てられない、そういう人でもそのままでいいと思っているということはほとんどありません。多くの場合が現状を変えたいという気持ちを持ちながらも、具体的に何からどう手をつけたら良いのか分からず悩んでいるのです。

スポンサードリンク

捨てられないCDで部屋がゴミ屋敷になってしまった私の苦悩

私も恥ずかしながら現役の片付けられない・捨てられない人間です。リビングや家族の居室は問題ないのですが、私の6畳の自室に限っては半分以上のスペースは衣類と本の山で数年来床が見えません。高さも1.5mくらいあります。我ながら情けない限りです。

しかし、そんな私でも片付けたいという気持ちがあるのです。執着がなくポイポイものを捨てられる人や、そもそも必要なもの以外は買わないという立派な考えが当たり前に出来ている人には理解されにくいとは思いますが、ゴミ屋敷化してしまう人というのは、頭では物を増やさないことや整理整頓の重要性をわかっていながら、実現に結びつけることが出来ないというある種の思考回路がエラーした人たちなのです。まともな判断が出来なくなってしまっている人と言っても良いかも知れません。

私も理屈では理解しているつもりでいながら、実際に未だにほとんどのものを捨てる勇気が持てません。しかし、数年前から始めたある処分方法によってCDだけはどんどん処分できるようになりました。今回はそんな私の体験談を紹介させて頂きたいと思います。

スポンサードリンク

CDを処分できない理由は「また聴くから」よりも「もったいないから」

ものが捨てられないというのは執着心という心理的要素が大きく関わっています。「また聴くから」という場合もありますが、実際は「せっかく高いお金を出して買ったのだから」という、購入時の出費を無駄にしたくないという心理が大きく働いていることがあります。

一般的なCDアルバムは定価で購入していれば1枚当たり3,000円前後しますので、捨てるのに気がひけるという気持ちはどなたにでも多少は理解いただけるのではないでしょうか?その証拠に捨てられない人間である私でさえも定価で購入したCDと中古CDショップのワゴンセールで数100円で購入したCDの場合とでは思い入れが多少違い、安く購入している商品の方が気持ちの上では処分しやすいと感じます。

しかし「捨てられない人」は、まだ第一歩が踏み出せていないので、思い入れや愛着に順位があったとしても、結局どのCDも捨てられないまま数年間も暮らし続けており、その間にCDをさらに購入し続けている場合すらあるのです(その場合は買い物依存症の可能性が考えられ、また別の問題にもなりますので今回は見解を述べるのは避けたいと思います)。つまり、CDが処分できないという問題の原因は、過剰なまでの「もったいないから」の意識なのです。

断捨離の方法として、洋服などは写真に撮るという方法が推奨されることがあります。実物はなくなっても写真に納められていれば所有欲という願望を満たすことができ、寂しさも感じず非常に効果的とされています。

しかし、CDの場合は「音(音楽)」ですのでツールを使用して音楽そのものを残したまま実物を処分できるという点では衣類などよりも手放しやすいとは思いませんか?

しかも処分しても音楽そのもの・CDジャケット・歌詞カード・CDケースの全てが処分後も自分で再現できるなら、思い切って処分してみようという気にならないでしょうか?

ここからは私の体験談ですが、実際に1700枚ほど所有していたCDを処分し続け、現在では300枚ほどに減らすことが出来ました。そして今も引き続き順調に処分中です。そんな効果抜群のCD処分方法をご紹介します。

CDの処分方法で購入費や今までの保管努力を最大限無駄にしない手段

まず、CDの命である音楽ファイル(音楽データ)自体はiTunesに落とします。今さら説明は不要かと思いますが、iTunesはAppleが提供している無料アプリで、CDなどの音源を自分自身のコレクションとして簡単に手元に複製・保存しておくことができるツールです。

このiTunesのデータはCDの枚数によってはPCの容量を大きく消費しますので、あらかじめ外付けHDDなどのメディアに保存するようにします。HDDは最近は安くなりましたので、予算に余裕が有る範囲で大きい容量のものをお勧めします。私の場合は4TBのHDDを2台使って二重にバックアップをしています。

ポイントとしましては、保存の際に保存形式を「可逆圧縮形式」(Apple ロスレス)にしておくことです。この形式で保存することにより、いざという時はもともとのCDのデータと同じ音質のデータを再現することが出来ます。「可逆圧縮形式」の場合はもともとの高音質には戻せませんし、「無圧縮」の場合はデータ容量を食い過ぎてしまうという欠点があります。「可逆圧縮形式」は無圧縮ほどは容量を使用せずしかもいざという時はオリジナルの音質に戻せるのでこの一択で間違いありません。

保存したデータは万が一に備えてCD-Rに焼きましょう。この時には一度オリジナルの音質に戻して(WAVまたはAIFF)コピーするようにします。これで通常のCDと同じようにどのような機種(PC・コンポ)でも再生することが可能なディスクが完成します。これで音源ファイルは音質を落とすことなく手元に保管できました。

次はCDジャケットや歌詞カードなどを手元に残す方法ですが、特に難しいことはありません。スキャナーを使用して、CDジャケット、歌詞カードの中身(全ページ)、必要なら帯も全部スキャニングします。プラスチックケースはコツをつかめば簡単に全分解できますので、裏側のジャケットも一度取り出してスキャニングしてしまいましょう。スキャニングの解像度はあまり大きいと容量を食い過ぎますので150dpi〜200dpi程度で充分かと思います。

スキャニング画像もHDDに保存すれば、これでいざという時にはジャケットや歌詞カードなどの紙媒体も、再現が可能になるわけです。コピーしたディスクと印刷したジャケットや歌詞カードに市販のケースも揃えれば、もともとのCDを手元で再現することが出来てしまいます。

いざという時に再現できるという安心感があれば、現物は処分しても「失ってしまった」という喪失感を味わうことはないのです。

しかし「いざという時」に再現できるといいましたが「いざという時」など恐らく訪れることはないのですが、それはそれでいいのです。物理的に部屋から物が減っていくことが重要ですので、自分が「捨てる」行動に踏み出せるのであれば、他者から見たら無意味で手間や時間の無駄であろう行動も当事者にとっては必要なプロセスなのです。

仮に「いざという時」が来ないとしても、データにしてしまえば画面で鑑賞することもできますし、歌詞などはアプリを使ってデータをiTunesに取り入れたり表示させることもできますので、紙の歌詞カードを持つ必要性も全くなくなり、自分自身への説得材料になりますよね。。

綺麗な画像データなんかはもともと購入したオリジナルCDを所有していたからこそ手元に残せるものであり、レンタルCDではそうはいきません。ここにわざわざ購入したCDであるということの価値が見出せますので、長年保管してきた労力が無駄にならなかったというカタルシスは得られるかと思います。

あとはオークションなりフリマなり中古CDショップなりでCDを処分してしまいましょう。買い取り金額なんておそらく微々たるものですが、金額が安くても「捨てるくらいなら」と考えていたあなたにとっては良い結末ではないでしょうか。ですので安くても後悔しないでください。

お宝であることがわかっているタイトルのものがあればリサイクルショップでの買取よりもオークションの方がむしろ良いと思います。「オークファン」などのサイトでオークション相場を知ることもできますし、Amazonでの中古価格を参考にすればおおよその価値の目安はつけられますので活用してみてください。

この一連の流れを実践して頂ければ、あなたのCDに対する「購入した時の費用がもったいない」という思いと「せっかく長年保管してきたのだから」という年月と労力に対する「もったいない」というこの二つの「もったいない」に対する気持ちに応えた上で、何も心置きなく処分していけるようになると思います。

まとめ

不用品の処分は、自分なりの基準が確立して一度手をつければあとは機械的に繰り返す作業ですのですいすいとはかどると思います。部屋が片付いていくこと、物が減っていくこと、部屋にスペースが生まれてくることによって得られる生活の快適さに目覚めたらきっとモノを処分するのが楽しくなっていくことでしょう。

あなたなりのペースで構いませんので、少しずつでいいので今日から「捨てられない」自分を変えてみませんか?それには、まずは本よりも衣類よりも処分することにリスクが少ない「CD」から始めることをおすすめします。

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

スポンサードリンク