ケールに含まれる栄養成分や健康効果と抗がん作用を活かすレシピ
「ケール」と聞いてもピンとこない方が多い かもしれませんが、「青汁」の材料といえばおわかり頂けるかと思います。

ケールは、優れた抗がん作用を持つβ-カロテン、ビタミンC、クロロフィルなどの栄養素を豊富に踏む食品で、とりわけ、肺がん予防に効果的とされています。今回は青汁のもと、ケールの栄養成分について解説いたします。

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ケールに含まれる栄養成分

ケールの成分と効用

栄養成分 はたらき
クロロフィル がんの予防
ビタミンB群 がんの予防
ビタミンC がんの予防
ビタミンE がんの予防
 β-カロテン がんの予防
抗酸化作用
 ルテイン がんの予防
抗酸化作用
カリウム  血圧を下げる
カルシウム 骨を丈夫にする

ケール70g中の主な栄養成分

栄養成分 含有量
カロテン  2900μg(2.9mg)
ビタミンC 81mg
ビタミンE 2.4mg
ビタミンK 210μg
カルシウム 220mg
食物繊維 3.7g

ケールとほうれん草を比較すると、カロテンはホウレンソウの方が約1.4倍多く含んでいますが、カルシウムはケールが2倍以上の含有量となっています。ケールはジュースで倍量使えるので、栄養効率の良い野菜と言えます。

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ケールに含まれる栄養成分の健康効果

青汁飲料でおなじみのケール

ケールはキャベツの原種で、緑色野菜の一種です。ケール(kale)は英語名で、日本ではカンランと呼ばれています。カンランにはたくさんの種類がありますが、日本に入ってきているのは、主にカキバカンラン、ハゴロモカンランの2種です。

ケールは緑黄色野菜の中でも、β-カロテンやビタミンの含有量がずば抜けているだけでな く、たんばく質、カルシウム、鉄分、ナトリウム、カリウムなど、様々な栄養素を豊富に含んだ、まさにスーパーベジタブルです。

ケールの青汁飲用によって、高血圧、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、肝炎、胃潰瘍、気管支ぜんそく、痔など、数多くの病気が改善したという話も耳にします。これに加えて、がんの抑制に有効なこともわかり始めています。

β-カロテン、ルテイン

酸化を防ぎ、がん化を抑える

β-カロテンには、活性酸素の害から細胞を守り、細胞のがん化を防ぐ作用があります。すべての緑黄色野菜の中で、β-カロテンの含有量が最も多いのがケールです。β-カロテンの供給源としては、ホウレン草も傑出した存在ですが、ケールはホウレン草の数倍も含んでいるのです。

また、β-カロテンよりは黄金色がかっている色素のルテインも大量に含みます。ルテインもβ-カロテン同様、強力な抗がん成分として知られています。そのほか、ケールには抗がん作用のあるビタミンB群・C・Eも豊富です。

クロロフィル

緑の色素が酸化を抑える

ケールに含まれる抗がん成分として、もう一つ忘れてはならない存在が 葉緑素、いわゆるクロロフィルです。クロロフイルは緑黄色野菜に広く含まれる、 光合成に必要な緑色色素で、健康食品としてもよく知られているものです。数々の動物実験において、このクロロフィルにも遺伝子の損傷を防いで、がんの発生を抑制する作用があることが認められています。

ケールの抗がん作用を活かすレシピ

生のままジュースにして飲むのがベスト

加熱しても、ケールのβ-カロテンや葉緑素はごくわずかしか失われませんが、ビタミンの損失はまぬがれません。最も有効なのは、生のまますりつぶしてジュースにして飲むことです。青汁にすれば、ケールの有効成分を効率よく摂ることができます。新鮮なケールでつくった青汁は青くささが少なく、飲みやすいものです。

1日にコップ4〜5杯が理想的

抗がん効果を得るには、1日に1500gが必要といわれます。ケール200〜250gで約コップ1杯のジュースがつくれるので、これを毎日コップ4~5杯摂る計算になります。

ケールの生の葉は手に入りにくいので、市販の青汁でケールが多く使われているものを利用すると手軽です。

青汁を飲んではいけない場合もある

腎臓に障害があったり、甲状腺の機能が低下していると、尿や汗が出にくくなり、カリウムの排出が悪くなります。そこへ青汁を飲んでしまうと、カリウム中毒を起こしかねないので、腎臓病や甲状腺機能低下症の人は、青汁を飲むのは避けたほうがよいでしょう。

まとめ

今回は健康飲料の青汁の素となるケールを紹介いたしました。ケールは、生の葉を購入するのは困難で手間がかかりますので、青汁として販売されている飲料や粉末製品を活用して、積極的にケールを摂り入れるようにしていきましょう。最近は青臭さがなく美味しく飲める青汁がたくさん販売されているのも嬉しいですね。

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