肌のくすみとはどのような状態?原因や改善策や対策はあるのか?

お肌のトラブルの中でも、肌が暗くなる「くすみ」でお悩みの方も多いのではないでしょうか。しかし、シミやクマなどの他のトラブルとくすみの違いはなんなのでしょうか?今回はくすみの定義や改善策について解説いたします。

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肌のくすみとはどのような状態を指すのか?

女性のお肌の大敵「くすみ」ですが、くすみは病気ではないので、医学的には「これがくすみだ」というはっきりした定義はありません。では、本当のくすみとは、どういうものなのでしょうか。

日本化粧品工業連合会が提唱しているくすみの定義案によると、「くすみとは、血流の低下、肌のでこぼこ、メラニン色素の沈着等によって肌の明度が低下すること(肌が暗くなること)」とされています。そして、「境界は不明瞭なもの」とされています。

肌の白さや透明感を奪うもののうち、「シミ」「くま」「シワ」「血管拡張」などの明らかな要因を除いたものがくすみであるといってよいでしよう。

肌が「白くない」「透明感がない」という状態を女性たちはくすみと呼びますが、白さと透明感を失わせるものといえば当然無数にあります。シミ、くま、または小ジワの集合体までをくすみと呼ぶ人もいます。しかし、もちろんシミはシミ、くまはくまであって、くすみではないのです。

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肌のくすみの原因と改善策は?

肌のくすみの原因はなんなのでしょうか?主に次のような種類別原因と対策が考えられます。

メラニンくすみ

原因

メラニン色素の関与があるくすみです。よく見かけるのは慢性的な炎症性色素沈着で、肌をたたく、こするなどのお手入れをしている人に見られます。化粧水をパッティングしてたたき込んでいる人、拭き取り化粧水や拭き取りクレンジングを長期に使っている人は注意した方が良いでしょう。また、気づかないうちに日焼けをしていると、このくすみを起こすこともあります。

改善策

ビタミンC誘導体配合化粧水や、美白美容液を使った美白ケアを取り入れると良いでしょう。

血行不良くすみ

原因

血行が悪くなることで、肌の明度が下がり現れるくすみのことです。疲れや冷えで血行が悪くなっている時は注意しましょう。

改善策

年齢とともに血行不良になるので、軽いマッサージなどを行って予防すると良いでしょう。ただし、強すぎるマッサージは逆にシミやシワを作ってしまうので注意してください。

陰影くすみ

原因

乾燥などによって肌表面の角質細胞がめくれ立つと、細かい凹凸が生じ、影ができるため現れる、黒っぽく見えるくすみです。メイクをして時間が経つとくすむという人も、このケースが多いです。時間が経って乾燥すると、角質細胞が毛羽立ったようになり、ファンデーションを塗っても微妙な陰影ができてくることが原因です。寝不足による肌あれも原因となります。

改善策

おもに乾燥によるくすみのため、乾燥対策を取り入れましょう。

ピーリング

くすみは上記のように原因別に3種類ありますが、自分のくすみがどれによるものか見分けるのも意外と難しいものです。対策に困った時はとりあえずピーリングがおすすめです。クリームタイプのピーリング化粧品などを使ってやさしくホームピーリングをしてみてはいかがでしょうか。

ピーリングはメラニン色素を排泄するのでメラニンぐすみに有効で、また表面の乾燥して荒れたところを取り去ってくれるので陰影ぐすみにも有効です。ピーリングのついでに少しマッサージするようにすれば、血行不良ぐすみにも効果的です。メラニンぐすみ、血行不良ぐすみ、陰影ぐすみのどのタイプでも、くすみにはピーリングが有効なのです。乾燥はくすみの大敵ですので、ピーリングのあとはたっぷりの保湿美容液(セラミドかヒアルロン酸配合のもの)で保湿しましょう。

クリニック治療

ピーリングや美白化粧品でのセルフケアをしても、くすみがすっきり取れないという人は、美容皮膚科での治療も検討してみましょう。くすみの治療として、下記のようなものが一般的に行なわれています。

レチノイン酸外用

肌のターンオーバーを促進してメラニン色素を排泄します。ハイドロキノンなどの美白剤と併用することが多いです。

ビタミンCイオン導入

メラニン合成阻害作用、抗酸化作用などにより美白効果をもたらします。家庭用導入器で自宅でもできますが、美容皮膚科でピーリングとセットで行うとより効果的です。

ケミカルピーリング

クリニックでのピーリングは、やはり自宅で行うものよりも効果的です。

IPL

メラニンぐすみや血管拡張による赤みに有効です。

美白化粧品はかぶれやすい?

美白化粧品は、ほかの化粧品に比べるとかぶれやすいものです。それは、ひとことでいうと「自然に逆らうから」と言えるでしょう。

紫外線が当たったとき、肌は紫外線から守るためにメラニン色素を作ります。人間の身体に備わった自然の防御反応です。美白化粧品はこれを阻害するものですから、当然肌に負担になるのです。

一般的なスキンケア化粧品、たとえば保湿化粧品などは、年齢とともに減っていく保湿物質を足すもので、もともと肌にあるものを足しているわけですから、それほど負担にはならず、むしろ素肌力を上げることになります。

しかし、美白化粧品は、肌バリアを破って奥まで侵入し、メラノサイトの活動を邪魔します。肌にとって、多少の負担を伴うのは当然のことなのです。

まとめ

今回は「くすみ」の定義や改善策などについて解説いたしました。肌の白さや透明感を奪うもののうち、シミ、くま、シワ、血管拡張など要因が明らかな症状を除いたものが広く「くすみ」と呼ばれるのです。くすみの種類に合わせた対策は当然有効ですが、特定が難しい時はピーリングによって改善が期待できます。ぜひご参考ください。

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