栄養ドリンクは効果があるの?ブドウ糖クエン酸カフェインの効能は?

仕事で疲れた時などに「栄養ドリンクでも飲んでもうひと頑張りしよう」という人がいますが、栄養ドリンクは本当にエネルギー補給の効果があるのでしょうか?今回は栄養ドリンクの効果について解説いたします。

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栄養ドリンクは本当に疲労回復効果があるのか?

栄養ドリンクと呼ばれる飲み物には、何が入っているのでしょうか。多種の商品が販売されていますから、商品によって含有成分は多少異なりますが、ほとんどの商品の場合が、ブドウ糖、クエン酸などのすぐにエネルギーに変わる物質に、ビタミン類や目覚ましのためのカフェイン、タウリン(魚介類から取る肝機能改善剤)などを加えたものです。

吸収がよいので疲労回復に即効性があるかも知れませんが、もちろん回復したような感覚になるだけで、本当の疲労回復のためには休養が必要です。

また、風邪のときなどに元気をつける目的で栄養ドリンクを飲んでいる人がいますが、薬ではないので風邪を早く治してくれるわけではありません。

疲れていても、風邪気味でも、どうしても仕事が立て込んでいる時につい栄養ドリンクに頼ってしまいたくなる気持ちはわかりますが、疲れが取れたように錯覚をしてしまい、知らず知らずに更に身体に負担をかけてしまい、風邪をこじらせるという危険性もあります。

また、栄養ドリンクに含まれるカフェインにも注意が必要です。栄養ドリンクのすべてにカフェインが含まれているわけではありませんが、中にはコーヒーの10倍以上にもなる高容量のカフェインを含む銘柄もあります。

カフェインを常用すると、依存症などの副作用を引き起こすことがあります。栄養ドリンクは薬ではなく、成分的には必ずしも体にプラスになるものばりではありません。カフェインで無理やり目を覚ますなどは、弱った身体に鞭打つような行為と言えます。なんとなく効き目がありそうだからと気軽に栄養ドリンクを飲んでいる人が多いようですが、もう少し慎重になる必要があるでしょう。

眠たくて仕事に集中できない時は、10分でもよいので仮眠をとるのがベストです。それができない時は、軽いストレッチや深呼吸、顔のツボ押し(目のまわりなど)をすると良い刺激になるでしょう。ガムを噛む、歯を磨くなども目覚ましの効果が期待できます。

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ブドウ糖、クエン酸、カフェインに疲労回復効果はあるのか?

ブドウ糖やクエン酸は疲労回復に即効性があると言われていますが、それはなぜでしょうか。食べた物は、人間の体内で分解されてエネルギーに変わりますが、その際、最終的にブドウ糖になり、さらに細胞の中でクエン酸になってエネルギーとして燃焼します。

ブドウ糖やクエン酸を飲むと、分解の過程を省略できるために素早く燃焼します。疲れたときに甘いものを食べると楽になったように感じるのはこのためで、砂糖も素早くブドウ糖に変わる物質なのです。

しかし、これは体の疲労を回復させたわけではありません。疲労物質は体内に蓄積したままで、それをブドウ糖などが掃除してくれるわけではないのです。あくまでも錯覚のようなものと言えるでしょう。例えるなら、火が弱くなった楚き火に、灯油などの燃えやすいものをかけているような行為です。火は一瞬盛んになり、勢いを増して燃え盛りますが、薪を足しているわけではないのですぐにまた勢いは弱まってしまいます。残りわずかな薪を燃やし尽くしてしまい、かえって早く消えてしまうでしょう。

糖質は肥満の原因にもなるので、ほどほどの量だけにしておくのが良いでしょう。

カフェインには神経興奮作用や血管収縮作用があります。摂り過ぎると依存性を生じ、禁断症状として震え、冷や汗、頭痛(カフェイン禁断性頭痛)などを生じることがあります。また、妊娠初期にカフェインを摂ると、流産のリスクが高まるという報告もあります。摂りすぎは危険ですので、妊娠中はコーヒーやお茶にして1日2杯以上の摂取は控えるようにしましょう。

まとめ

今回は栄養ドリンクの効果について解説いたしました。栄養ドリンクはあくまでも薬ではないので、疲労時にはしっかりと身体を休めることを考えましょう。ドリンクを飲んで元気が出たようなきになるのは錯覚のようなものなので、決して無理のしすぎないように健康管理を心がけ、身体を大切にしてください。

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