認知症

若年性認知症とは、65歳未満で発症した場合の認知症の呼び方です。したがって、症状はアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症やレビー小体型認知症などの認知症の発症している疾患の症状が現れますが、高齢者の場合と違って、働き盛りの若年層で発症するため様々な問題が生じてきます。今回は若年性認知症について解説いたします。

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若年性認知症とはどのような症状の病気なのか?

若年性認知症は、18〜64歳の若い年齢層で発症する認知症です。発症年齢において他の認知症と名称を区別されるだけで、疾患自体は他の認知症と同様です。

働き盛りの時に病魔に襲われるという点で、高齢者が認知症を発症する場合とは大きな違いがあり、就労や結婚など多くの問題が発生します。

初期症状が、うつ病と似ていることもあり、早期発見が難しいケースも珍しくありません。

【症状】

  • 認知機能の低下:記憶、場所、人などの認識、理解、判断、計算機能などが低下する
  • 記憶力の低下、記憶障害:新しいことを覚えることができない
  • 意欲低下
  • パーキンソン症状
  • 抑うつ症状:気分がふさぎこみ、悲観的になる
  • 人格障害:身の回りのことに無頓着になったり、怒りっぽくなる
  • 社会的逸脱行為:浪費、収集、窃盗、他人の家に上がり込むなど。前頭側頭葉変性症に多く見られる症状

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若年性認知症はどのような原因で発症するのか?

若年性認知症の原因は、脳卒中などの脳血管障害が約40%を占めています。次いでアルツハイマー型認知症が約25%、その他の要因はそれぞれ数%となっています。

【原因】

  • 脳血管障害・脳血管性認知症
  • アルツハイマー型認知症
  • 頭部外傷後遺症
  • 前頭側頭葉変性症
  • アルコール関連障害
  • レビー小体型認知症

若年性認知症の治療法は?

若年性認知症の治療は、原因や症状によって異なりますが、進行を遅らせるための治療薬が処方されます。抗精神薬や抗不安薬、睡眠薬が使われることもあります。進行性であり、急速な症状変化をすることもあるため注意が必要です。

若年層ということで、経済面での不安が大きい場合がほとんどで、介護者も孤立しやすいため当事者支援だけでなく介護者への支援も重要となります。

生活習慣病がある場合は、喫煙や飲酒に注意し、バランスのとれた食事をとり、体調に応じた運動を行うなど改善に努めるようにします。

まとめ

今回は若年性認知症について解説いたしました。他の認知症と症状による違いはありませんが、働き盛りの年齢で発症してしまうため高齢者の場合とは異なり、働く場を確保するなどの生きがいややりがいにつながる支援が求められます。

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