猫の成長過程と年齢ごとの特徴や世話のポイント
猫は人間とは比較にならない速さで成長していきます。それは目にも止まらないほどの速さで老化してゆくということでもあるのです。猫を飼育する場合にはそんな猫の成長のスピードに合わせて世話をしてゆくことが大切になります。今回は猫の成長過程と、その年齢別の特徴や世話のポイントを紹介いたします。

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猫の成長過程と年齢ごとの特徴や世話のポイント

ネコの成長スケジュールと、年齢ごとの特徴やお世話の際のポイントは次のようになります。

※()内は人間の年齢換算の目安です。

授乳期〜離乳期

出生(0歳)

  • 体重90110gで生まれ、1日に1020gつ増える。目は開かず、耳も聞こえていない。
  • 母ネコが母乳を飲ませ、排池の世話もする。

1〜2週目(1〜3ヶ月)

  • 1週間で体重150200gになる。
  • 定期的に体重を測定し、体重が増えない場合は獣医に相談をする。
  • 710日で目が開くが、 まだよく見えない。
  • 9日で耳が開き、ハイハイのように歩きまわる。
  • 体重は出生時の2〜3倍になる。
  • 母猫がいる場合は、母猫の栄養を管理する。
  • 母親代わりの猫や母猫が授乳をしない場合、飼い主が母猫に代わって、栄養と排泄の管理をする。

3週目(6ヶ月)

  • 乳歯が生えはじめ、自力で排泄ができるようになる。
  • 爪を引っこめられるようになる。
  • ペースト状の離乳食をはじめる。

4週目(1歳)

  • 1ヶ月で体重が400 500gになる。
  • 1ヶ月半頃から食事の形成期に入る。母猫が狩りを教え、母乳以外の食べ物を認識する。
  • 上下門歯や犬歯など乳歯が生える。
  • 動きが活発になり、兄弟姉妹ネコとじゃれ合ったりする。
  • のどを鳴らすなどネコらしくなる。
  • 固形物も食べられるようになり、乳離れする時期なので、ミルクと離乳食の併用 から、水と子猫用のフー ドに少しずつ切り替える。
  • この時期、おもちゃでたくさん遊ばせ、スキン シップをたくさんとると、人になつく猫になる。

幼猫期

2ヶ月(3歳)

  • 乳歯が生えそろい、目が成猫の色になる。
  • トイレのしつけができる。
  • 1回目のワクチン接種を受けさせる。

3ヶ月(5歳)

  • 体重は1〜1.5kgになる。
  • 4ヶ月で体重が2kgあれは平均的。
  • 乳歯から永久歯に生え替わる。
  • グルーミングやシャンプーなどをはじめる。
  • 行動範囲が広がるので、 事故に注意する。
  • 3ヶ月頃の体調の良いときに2回目のワクチンを接種する。4ヶ月過ぎに3回目のワクチンを接種する。
  • 体重が2kgを超えたら、半年を待たずに去勢・避妊手術が可能になるので、獣医と相談して計画を立てる。

6ヶ月(9歳)

  • 顔つきや表情も子猫から 成猫になる。
  • いたずらざかりの仔猫になる。
  • メスは5〜7ヶ月で性成熟を迎える。発情行動が始まり、 成長が早ければ妊娠可能に。
  • オスは6〜8ヶ月で成熟しスプレー行動(マーキング)を始める。
  • 生後7ヶ月くらいから去勢・避妊手術ができる。避妊・去勢手術をする場合は、初回発情前に行うのが理想的だが、発情後でも可能なので獣医と相談して行う。
  • 避妊・去勢手術後は太りやすくなるので体重管理も始める

8ヶ月(11歳)

  • 8ヶ月で体重は33.5kgに。
  • 乳歯が抜けて永久歯が生え揃う。
  • 歯みがき、爪切りなどの手入れをする。

成猫期

1歳(17歳)

  • 1歳過ぎると体がほぼできあがり、成長が止まって大人になる。ただし大型猫は3 歳まで成長期が続く。
  • 体重は3.0kg〜5.5kg程度になる。この時期の体重をこの先の体重管理の目安にする。
  • 繁殖も可能になる。
  • 1歳半くらいから成猫用フードに切り替える。
  • 14ヶ月ごろに4 のワクチン接種を行う。

2〜7歳(24歳〜44歳)

  • 2歳以降は1年に人の4歳分ずつ歳をとる。
  • 若々しく活発に活動し、充実した成猫期を迎える。
  • 5歳くらいからは中年期に入り、次第に落ち着いてくる。
  • 中年期以降には太りやすくなる。太りすぎは病気にもつながるので注意する。

老猫期

8歳(48歳)

  • 老化がはじまり、顔に白髪がまじってくる。
  • 反応や動きが鈍くなり、活動量が減って睡眠時間が増える。
  • フードはシニア用に切り替える。

10歳以降(56歳〜)

  • 1日の大半を寝て過ごすようになる。
  • 視覚、聴覚、嗅覚も衰える。
  • 歯周病などに注意し、口のケアを続ける。

まとめ

今回は猫の成長過程における主な特徴と、それぞれの年齢にあった世話の留意点について解説いたしました。悲しいことですが、猫は人間に比べてあっという間に一生を終えてしまいます。生きているうちは年齢に合った適切なお世話をして、猫ちゃんが快適に過ごせるように手厚くサポートをしてあげてくださいね。

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