猫がブラッシングを嫌がる時の対処法と手入れの頻度とその効果

猫がいくら体が柔軟だといっても、首の後ろや耳の後ろ、足の後ろなど、猫自身では舌が届かないところは結構あります。こうした部分は十分な手入れができないので、飼い主がブラッシングでフォローをしてあげる必要があります。

今回は猫のブラッシングについて解説いたします。

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猫がブラッシングを嫌がる時の対処法

猫にもブラッシングが必要ですが、すべての猫ちゃんが素直にブラッシングをさせてくれるとは限りません。多くの猫はブラッシングを始めるとうっとりした表情を浮かべ、ゴロゴロを始めますが、ブラシング嫌いの猫ちゃんは嫌がるあまり飼い主の手を噛んだり、キックをしたりして抵抗をします。

ブラッシングを痛がる理由は、小さい頃からの習慣がなく慣れていないためであったり、触ってほしくない部位に触られて不快に感じているためだったり、使用しているブラシが痛過ぎるためだったり、といくつかの原因が考えられます。

嫌がらずにブラシングさせてくれるように手なずけるには、正しい方法で回数を重ねることが有効です。以下に簡単にできる正しいブラッシング方法をご紹介いたします。

簡単にできるブラッシング方法

  • コームで背中からとかす

コームを使い、毛の流れに沿って背中からお尻へとかしていきます。強く当てすぎないよう力加減に注意してください。

  • 体の隅ずみまでとかす

胸、おなか、首、おしり、足の付け根、耳の後ろなどもとかします。わきの下は毛玉ができやすいので念入りに行いましょう。

  • ラバープラシで仕上げる

ラバーブラシでとかして抜けた毛を取ります。そのままにしておくとネコがなめて飲み込んでしまうので注意しましよう。

もつれて毛玉になっている部分を無理にとかそうとすると、皮膚を引っばり痛みを与えてしまい、猫ちゃんがびっくりしてしまいます。毛の根元をつかんで毛先から少しずつほぐすようにしましょう。

もし猫がお手入れに慣れていない場合は、毎日少しずつブラッシングして「気持ち良いもの」と覚えてもらうことが重要です。時間をかけたり無理強いしたりすると嫌いになってしまうので、嫌がるそぶりを見せたらすぐに放してあげましょう。

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猫のブラッシングの頻度はどれくらいが適切なのか?

猫はいつも自分で毛づくろいしているからブラッシングは必要ないのでは?と思うかも知れませんが、セルフグルーミングではケア仕切れねい届かない部位もありますし、老猫になると若い時ほど頻繁に毛づくろいをしなくもなりますので、飼い主がブラッシングをしてあげるのは欠かせないケアだと考えましょう。

様々な品種の猫の中でも、特に長毛種は毛がもつれて毛玉になりやすいので、美しい被毛を保つためにはお手入れが不可欠です。子猫のころから毎日プラッシングをして慣らしておけば、成猫になってからもブラッシングがしやすくなるでしょう。短毛種も健康チェックとスキンシップを兼ねて、最低でも週1〜2回はブラッシングをしてあげましょう。もちろん毎日してあげても問題ありません。また春と秋の換毛期は抜け毛がたくさん出るので、こまめにお手入れをしてあげましょう。

猫をブラッシングすることにはどんな効果があるのか?

毛球症の予防

毛づくろいの際にネコが飲み込んだ毛は、通常ある程度たまると吐き出されたり、ウンチと一緒に排出されます。しかし、これがうまく排出されないと、胃や腸の中で毛玉のように固まり大きくなってしまう「毛球症」という病気になることがあります。この病気にかかると、便秘、下痢、吐き気、食欲不振などの症状が現れ、手術が必要になる場合もありますし、衰弱して命に関わることもあります。毛球症を予防するにはブラッシングが一番効果があります。猫が舐める前に飼い主が抜け毛を取り除いてあげれば、それだけ飲み込む量も少なくなります。また、繊維質が多く含まれた毛玉ケア用のキャットフードも市販されているので利用すると良いでしょう。

美容効果

猫は1日に何度もグルーミングをするほどキレイ好きな動物です。一見、人間がケアをする必要はないように感じられますが、短毛種、長毛種にかかわらず毎日ブラッシングをしてあげるのが理想的です。そうすることで被毛をより美しくキープすることができます。

部屋を清潔に保つ

また、抜け毛を早めに取り除くことで、部屋に舞う毛も少なくすることができます。猫の毛は非常に軽いため、電球やカーテンレールの上、エアコン、サッシなどあちこちに入り込んでしまうもの。もしコンセントに抜け毛が溜まってしまうと発火の危険性もあります。

猫の病気に気づきやすい

撫でるだけでは気づきにくい皮膚の病気や、不自然な脱毛などを発見できることもブラッシングの効果の一つです。毎日ブラッシングをすることでいち早く異常に気づき、病院に連れて行くなどして改善することができます。ブラッシングは猫の健康管理にもなるというわけです。

まとめ

今回は猫のブラッシングについて解説いたしました。猫が自分で毛づくろいをする動物でも、飼い主のブラッシングは欠かせないケアであることが理解いただけたかと思います。ブラッシングを嫌がる猫ちゃんでも正しい方法でゆっくり慣れてもらうようにし、スキンシップの一環として是非毎日のブラッシングを習慣にしてあげてみてください。

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