猫のあくびの意味は?人にもうつる?威嚇との違いは?

猫はよくあくびをしますが、人間がするあくびと何か違いはあるのでしょうか?また、猫のあくびがうつるという飼い主の方も多くいますが本当なのでしょうか?臨戦態勢に入り相手を威嚇する時も大きく口を開けますが、この時の表情とあくびの表情はどう見分けるのでしょうか?今回はこれら猫のあくびについて解説いたします。

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猫のあくびの意味は?

猫は寝起きに「よく寝た〜」と言わんばかりによくあくびをします。人が、疲れたり、退屈したり、眠い時にあくびをするのと同様、ネコも退屈したり、眠い時にあくびをします。あごがはずれないのかと感心するほど大きな口を開けて息を吸い込みます。

生理学的にあくびには、

  • 酸素を脳へたくさん送り込んで脳を活性化させリフレッシュする
  • あごと顔の筋肉をほぐす
  • 内耳の圧力を外気と調整する

などの役割があると考えられています。しかし、酸素を取り込むためにあくびをするという説に、科学的な根拠はありません。なぜなら、酸欠状態でより頻繁にあくびをすることが現実問題としてないからです。最近の研究では、あくび直後に脳の温度が下がることから、脳の温度がほんの少し上がるとあくびが引き起こされて、脳の温度調節に関与しているのではないかとも考えられています。

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猫のあくびは人にもうつるって本当?

あくびには社会的コミュニケーションの役割もあります。人やチンパンジーやライオンでは、理由は明らかではありませんが、あくびがうつることがわかっています。動物から人へうつるかどうかは、正式な学術的な報告はありませんが、猫のあくびがついうつってしまうと感じている飼い主さんは多いようです。犬や猫と人が同じ空間にいる時に、ともにリラックス状態にある場合は、共感反応によって人にあくびがうつってしまうようです。逆に人から動物へうつることはないようです。

現在、学術的には、あくびは感情の表現やコミュニケーションの役割も担うと考えられています。例えば、ほかの猫ににらまれたり、飼い主が怒ったりしいる時にネコがあくびをするのは、相手に「わたしはこのとおり穏やかで、ケンカをする気はないですよ」という友好的な意思表示をしていると考えられます。あくびに緊迫した場をリラックスさせる効果があることに間違いはなさそうです。

また、ネコ同士であくびがうつるかどうかは確認されていませんが、猫の投稿動画の中にはあくびが連鎖しているかのように見受けられる映像が多数存在しています。人同士であくびがうつるように、猫同士でもあくびは連鎖することもあるようです。

猫のあくびと威嚇の違い

牙を見せることであくびが威嚇を意味する動物も多くいますが、猫のあくびは、威嚇とは反対の意味があります。実際、ネコがあくびをしているときは牙(犬歯)が見えているにもかかわらず、威嚇の時とは対照的な顔をしています。

あくび 威嚇
吸う 吐く(シャー)
口角 大きい 小さい
ひげ だらっと広がる 犬歯を強調するためやや後ろ向き。
攻撃直前は前向き。
閉じていることも多い 見開く
意味 友好的 威嚇

まとめ

今回は猫のあくびについて解説いたしました。基本的には猫のあくびも人間と同じで、眠い時などに見られますが、最近の研究では、脳の温度を下げる役割もあるかも知れないと考えられているとのことです。また、猫と信頼関係が構築できている飼い主さんほどもらいあくびをしやすいとのことです。風邪や病気と違い、あの幸せそうな猫のあくびならいくらでもうつしてもらいたいものですね。

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