芽キャベツの栄養成分や健康効果と抗がん作用を活かす食べ方

芽キャベツのような淡色野菜は、鮮やかな色の緑黄色野菜と比べると栄養価が低いようなイメージがあるかも知れませんが、その高いがん予防効果は注目に値します。今回は芽キャベツの栄養成分について紹介いたします。

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芽キャベツに含まれる栄養成分

芽キャベツの成分と効用

栄養素 はたらき
スルフォラファンなどの
イソチオシアナート
がん・腫瘍を抑える
ビタミンK 出血を止める
セレン がんの予防
β-カロテン  抗酸化作用
 がんの予防
ビタミンC 抗酸化作用
がんの予防
食物繊維 便秘の予防・改善
がんの予防
インドール がんの予防
ビタミンU 消化器の潰瘍を治す
ステロール  がんの予防
がん・腫瘍を抑える
クロロフィル  がんの予防
ルテイン  がんの予防

芽キャベツ30g中の主な栄養成分

※常用量30g=3個の栄養成分値

栄養成分 含有量
カロテン 213μg(0.213mg)
ビタミンC 48mg
食物繊維 1.65g

芽キャベツにはキャベツと同様の抗がん成分が含まれるが、キャベツよりも葉の色が濃いことから、含有量はきゃべつよりも多いといえます。

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芽キャベツに含まれる栄養成分の健康効果

発がん物質を解毒する

芽キャベツはキャベツから分化した野菜で、ヨーロッパ北部が原産地です。日本ではあまりポピュラーとは言えませんが、がん予防食品として優れた野菜の一つです。

というのも、世界各国で行なわれた複数の大規模な研究で、芽キャベツを含むアブラナ科の野菜に、直腸・胃・肺・食道・膀胱のがんを予防する効果があることを確認しているのです。中でも芽キャベツは、その効力が際立っていることが、いくつもの動物実験によって証明されています。

ある実験では、ナッツ類に生えるカビに含まれる強力な発ガン物質の一つと言われるアフラトキシンを、芽キャベツが無毒にすることが確かめられています。

また、芽キャベツを食べさせていた動物を、強力な発がん物質のベンゾ[a]ピレンにさらしたところ、がんの発生率が低くなるばかりか、がんの形成を阻止する酵素の働きが良くなることが確認されています。

こうした発癌抑制効果は、芽キャベツに遺伝子の損傷を防ぐクロロフィルや、活性酸素を無毒化するセレンをはじめ、遺伝子の損傷を抑えるイソチオシアナート(スルフォラファンなど)、インドール、β-カロテン、ルテインなど、実に多種類の抗がん成分が含まれているためと考えられています。

ルテイン

強い抗酸化作用でがんを防ぐ

芽キャベツに含まれる抗がん物質の中でも、特に注目したいのは緑黄色の色素(カルテノイド)です。芽キャベツには、β-カロテンの他に、明るい黄色の色素であるルテインが多いのが特徴です。

β-カロテンに続いて、ルテインの優れた抗酸化作用も認められ注目されています。芽キャベツは、ちりめんキャベツ、ブロッコリーに次いで、このルテインの含有量が多い野菜です。

芽キャベツの抗がん作用を活かす効率的な食べ方

芽キャベツは緑色が濃くしっかり巻かれた重みのあるものを選びましょう。輪切りにはせず、下の部分に包丁で十字に切り込みを入れるだけにします。焼く場合には火が通りやすいようにするため、煮物の場合は水分が入りすぎて水っぽくなるのを防ぐためです。

・ナムル
塩、ごま油、白ごま、ニンニクのすりおろしと、茹でた芽キャベツを和えれば完成。

・新ジャガと芽キャベツのサラダ
適量の酢、きび砂糖、塩、オリーブオイルを混ぜ合わせ、スライスした新玉ねぎ、一口大に切った新じゃが、茹でた芽キャベツを加えてよく和える。ブラックペッパーを少々ふりかけて完成。

・芽キャベツのソテー
芽キャベツと一口大に切った新ジャガを固めに茹でる。一口大に切ったベーコンをフライパンで炒め、芽キャベツ、新ジャガ、塩、ブラックペッパーを加えて全体的に焼き目がつくまで中火で炒めれば完成。

まとめ

今回は芽キャベツに含まれる栄養成分や健康効果について紹介いたしました。旬は冬から春先にかけてですが、スーパーなどでは一年中購入できますので、キャベツと同様に積極的に食べたい食材です。

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