ボタン電池を誤飲してしまった赤ちゃんの対処法

赤ちゃんの誤飲で特に恐い異物のひとつがボタン電池です。万が一、誤飲してしまった時に正しく対処をしないと赤ちゃんの命も奪いかねません。今回はボタン電池の誤飲について解説いたします。

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ボタン電池を誤飲してしまった赤ちゃんは命が危ない!!

まず、今あなたがこのページをご覧になっているのが、今後の万が一の事故に備えてボタン電池の危険性や対処方法を知っておきたいというのなら、ゆっくり読み進めていただきたいのですが、もし、たった今、赤ちゃんがボタン電池を誤飲してしまい、早急に対処法を探しておられる場合は、読むのはここまでにして一刻も早く救急車を呼んで下さい。

では、改めてここから本題となります。赤ちゃんがボタン電池を誤飲してしまった場合は、最悪の場合命に関わる重篤な症状につながってしまいますので、日頃から誤飲を防ぐために、赤ちゃんの手の届くところにはボタン電池そのものはもちろん、ボタン電池が入った機器を置かないことが一番重要かつ効果的な予防策になります。

事故が起こってからでは遅いですので、今すぐにでも赤ちゃんの身の回りを点検してみてください。

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ボタン電池を誤飲してしまった時の対処法は?

赤ちゃんがボタン電池を誤飲してしまった場合は、その瞬間を目撃したり、すぐに気付くことができた場合は、一刻も早く医療機関に行きましょう。小児外科のある病院なら対応できる医療設備が備わっているのでできるだけ小児外科を受診してください。

飲み込んだのがいつなのかわからない場合は、時間が思った以上に経過している危険性もあるため、すぐに救急車を呼びましょう。

飲み込んだ電池の種類が分かれば、書き留めるか、同じ物があれば持参するかして、 お医者さんや救急隊員には飲み込んだ時刻と電池の種類とその後の赤ちゃんの症状をきちんと説明しましょう。

ボタン電池があったはずの場所になく、赤ちゃんが誤飲したのかどうかすらわからないという場合でも、万が一実際に誤飲してしまっていたら命に関わりますので、疑わしいだけの場合でもすぐに病院に連れて行くようにしましょう。その場合はレントゲンを撮って確認してもらうことができます。

【ボタン電池やコイン電池の種類】

ボタン電池やコイン電池には SR44、LR41、LR43、CR1220、CR2016、CR2025 など数十種類もの規格がありますが、

例えば【SR44】の場合なら
S=電池の種類(酸化銀電池)
R=電池の形状(R:円筒 F:角型)
44=電池のサイズ(直径11.6mm 厚さ5.4mm)

【CR1220】の場合なら
C=電池の種類(二酸化マンガンリチウム電池)
R=電池の形状(R:円筒 F:角型)
1220=電池のサイズ(直径12mm 厚さ2.0mm)

といった表記内容の意味になります。

1文字目のアルファベットが電池の種類、2文字目のアルファベットが電池の形状、3文字目以降の数字はサイズで、4桁数字ならそのまま直径と厚みを表す数字、2桁数字は定められたサイズ規格に基づいた表記になっています。病院で医師に伝える際に最もポイントとなるのは1文字目のアルファベット、つまり電池の種類です。

 

文字 電池の種類
B フッ化黒鉛リチウム電池
C 二酸化マンガンリチウム電池
G 酸化銅リチウム電池
L アルカリ電池
M 水銀電池
P 空気亜鉛電池
S 酸化銀電池
H ニッケル水素電池

 

ボタン電池を誤飲してからどれくらい時間が経過すると危険なの?

電池ボタンは体内でも放電するため、誤飲してから時間が経過すると、電流によって生じるアルカリ性の液体によって癒着した消化器官などに穴が開いてしまうケースがあります。最悪な場合には死に至りますので、一刻も早く病院を受診する必要があります。

誤飲してから、どのくらいの時間で命の危機に関わる重篤な症状につながるかはケースによって違いますが、電池が食道に停留している時は、早ければ約1時間ほどで潰瘍ができ穴が空く場合もあります。

胃内に落ちていながら、特別な症状が現れていない場合は経過観察になり、12時間以上経過している場合には内視鏡で取り除くといったケースもあります。

まとめ

今回は赤ちゃんがボタン電池を誤飲してしまった時の対処法について紹介いたしました。赤ちゃんに限らず、児童でも、大人でも、年齢を問わず、ボタン電池の誤飲は命に関わりますので、もし飲み込んでしまった時にはすぐに病院へ行くようにして下さい。

また、誤飲とは違いますが、ボタン電池を誤って鼻の穴に入れてしまった場合も、重篤な組織障害につながる恐れがありますので、今回の記事をご参考いただければと存じます。

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