赤ちゃんの発育の目安 1ヶ月2ヶ月3ヶ月

赤ちゃんの発育【生後1ヶ月2ヶ月3ヶ月頃の発達の目安】

生まれたばかりの赤ちゃんは、だっこしてもグニャグニャ、首もグラグラで、とても不安定だったのが、1ヶ月を過ぎると体重もどんどん増加し、しっかりとしたからだつきになってきます。生まれて3、4日すると体重が少し減りますが、これはお乳を飲み始めるとともにも戻ります。

赤ちゃんのからだの大きさや成長には個人差があります。ほかの赤ちゃんに比べて小さいとか髪の毛が少ないなど気になることがあるかも知れませんが、元気に大きな声で泣き、お乳もしっかり飲むようなら心配いりません。あまり神経質にならないことが大切です。それよりも、毎日毎日成長している赤ちゃんの様子をしっかり見て、成長を助ける環境づくりを心がけましょう。

生まれたばかりの赤ちゃんの睡眠時間は、1日約18〜20時間程度です。おっぱいのとき以外は眠ってばかりいます。それが1ヶ月を過ぎると、お乳が欲しい時以外にも、1日何回か目を覚まし、30分くらい起きていることもあります。

2ヶ月を過ぎると、だんだん夜はぐっすり眠り、昼は起きている時間が長く、夜と昼の区別ができてくるようになります。ところが、たまに夜と朝を間違えて、夜眠らなくなることがあります。こんな時は、昼間の生活を活発にさせるようにしましょう。日光浴や散歩などを日課にして、夜寝る前に入浴させると、だんだん生活のリズムができてきます。

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0ヶ月〜3ヶ月の赤ちゃんは「ねんね期」と呼ばれています。厚生労働省の「平成22年乳幼児身体発育調査報告書」による、ねんね期の赤ちゃんの平均的な体重と身長の目安は次の通りです。

年齢 体重(kg) 身長(cm)
男子 女子 男子 女子
平成
12年
平成
22年
平成
12年
平成
22年
平成
12年
平成
22年
平成
12年
平成
22年
出生時 3.04 2.98 2.96 2.91 49.0 48.7 48.4 48.3
0歳1ヶ月
〜2ヶ月
未満
4.87 4.78 4.60 4.46 56.2 55.5 54.9 54.5
0歳2ヶ月
〜3ヶ月
未満
5.88 5.83 5.53 5.42 60.0 59.0 58.7 57.8
0歳3ヶ月
〜4ヶ月
未満
 6.72 6.63 6.22 6.16 62.9 61.9 61.6 60.6
0歳4ヶ月
〜5ヶ月
未満
7.32 7.22 6.75 6.73 65.2 64.3 63.7 62.9
0歳5ヶ月
〜6ヶ月
未満
7.79 7.67 7.18 7.17 66.8 66.2 65.4 64.8
0歳6ヶ月
〜7ヶ月
未満
8.17 8.01 7.54 7.52 68.3 67.9 66.9 66.4
0歳7ヶ月
〜8ヶ月
未満
8.48 8.30 7.82 7.79 69.6 69.3 68.1 67.9
0歳8ヶ月
〜9ヶ月
未満
8.74 8.53 8.05 8.01 70.9 70.6 69.3 69.1
0歳9ヶ月
〜10ヶ月
未満
8.94 8.73 8.26 8.20 72.0 71.8 70.5 70.3
0歳10ヶ月
〜11ヶ月
未満
9.13 8.91 8.46 8.37 73.2 72.9 71.6 71.3
0歳11ヶ月
〜12ヶ月
未満
9.33 9.09 8.67 8.54 74.4 73.9 72.7 72.3
1歳0ヶ月
〜1ヶ月
未満
 9.51 9.28 8.88 8.71 75.5 74.9 73.8 73.3
1歳1ヶ月
〜2ヶ月
未満
9.68 9.46 9.08 8.89 76.5 75.8 74.9 74.3
1歳2ヶ月
〜3ヶ月
未満
9.85 9.65 9.26 9.06 77.5 76.8 76.0 75.3
1歳3ヶ月
〜4ヶ月
未満
10.02 9.84 9.46 9.24 78.4 77.8 77.0 76.3
1歳4ヶ月
〜5ヶ月
未満
10.19 10.03 9.67 9.42 79.4 78.8 78.0 77.2
1歳5ヶ月
〜6ヶ月
未満
10.37 10.22 9.86 9.61 80.2 79.7 79.1 78.2
1歳6ヶ月
〜7ヶ月
未満
10.55 10.41 10.04 9.79 81.1 80.6 80.0 79.2
1歳7ヶ月
〜8ヶ月
未満
10.75 10.61 10.23 9.98 82.1 81.6 81.0 80.1
1歳8ヶ月
〜9ヶ月
未満
10.92 10.80 10.42 10.16 83.0 82.5 81.9 81.1
1歳9ヶ月
〜10ヶ月
未満
11.10 10.99 10.59 10.35 83.9 83.4 82.7 82.0
1歳10ヶ月
〜11ヶ月
未満
11.28 11.18 10.78 10.54 84.8 84.3 83.6 82.9
1歳11ヶ月
〜12ヶ月
未満
11.43 11.37 10.97 10.73 85.5 85.1 84.4 83.8
2歳0ヶ月
〜6ヶ月
未満
12.07 12.03 11.55 11.39 87.1 86.7 86.0 85.4
2歳6ヶ月
〜12ヶ月
未満
13.12 13.10 12.58 12.50 91.0 91.2 89.9 89.9
3歳0ヶ月
〜6ヶ月
未満
14.13 14.10 13.62 13.59 94.7 95.1 93.7 93.9
3歳6ヶ月
〜12ヶ月
未満
15.15 15.06 14.63 14.64 98.3 98.7 97.4 97.5
4歳0ヶ月
〜6ヶ月
未満
16.15 15.99 15.73 15.65 101.6 102.0 101.0 100.9
4歳6ヶ月
〜12ヶ月
未満
17.27 16.92 16.79 16.65 104.9 105.1 104.3 104.1
5歳0ヶ月
〜6ヶ月
未満
18.36 17.88 17.92 17.64 108.1 108.2 107.6 107.3
5歳6ヶ月
〜12ヶ月
未満
19.48 18.92 18.94 18.64 111.4 111.4 110.8 110.5
6歳0ヶ月
〜6ヶ月
未満
20.56 20.05 20.04 19.66 114.9 114.9 113.8 113.7

ねんね期の赤ちゃんの目

生まれた時は目をあけていても、まだほとんど見えません。でも、明暗はわかるので、まぶしいと目をつむることがあります。それが、だんだん動くものや明るいものをじっと見つめたり、追いかけたりするようになります。また、2ヶ月を過ぎると、目の前に急に手を近づけると反射的にまばたきをするようになってきます。

ねんね期の赤ちゃんの耳

耳の機能はかなり発達して生まれてきますので、大きな音にはびっくりしてしまいます。1か月を過ぎると、音のするほうに頭を向け始め、2か月過ぎには、ある程度の聞き分けもできるようになります。たくさん話しかけてあげましょう。

ねんね期の赤ちゃんの口

味覚は生まれたときから発達していて、甘いものが大好きです。3か月近くなると、機嫌がいいときは「アー」「ウー」などと声を出すこともあります。

ねんね期の赤ちゃんの首

赤ちゃんの首は生まれたときはグラグラです。うつ伏せにしておくと、方向を変えることもできません。それが、徐々に自分で頭と肩を持ち上げて、左右を見ることができるようになります。

ねんね期の赤ちゃんの歯

歯はまだ生えていません。ただ、生まれた時から生えていたり、2〜3か月で生えることもあります。多くは心配ありませんが、中には、頭蓋形成不全やホルモン異常のこともあるので、心配なら診断を受けるとよいでしょう。

ねんね期の赤ちゃんの皮膚

赤ちゃんの肌はとても敏感で、ちょっとした刺激にも反応してただれたり、水疱をつくってしまうことがあります。熱さや冷たさもわかりますから、おふろの温度に注意していつも清潔にしてあげましょう。

ねんね期の赤ちゃんの手足

生まれてすぐには把握反応(手のひらが開いている時ふれると手を握る)があり、成長にしたがってだんだんゆるんできます。2ヶ月を過ぎると、手足や首にくびれが出てきます。

ねんね期の発達の目安(70%以上ができる身体的変化)

  • 手足を曲げている(〜1ヶ月半)
  • あおむけで顔を向ける(2ヶ月〜)
  • 45度頭を上げる(1ヶ月半〜)
  • びっくりすると手足を広げて抱きつこうとする(〜2ヶ月)
  • ひざの上で足をひっぱる(1ヶ月〜)
  • ガラガラを握る(2ヶ月〜)

ねんね期に注意したいケガや事故

  • 吐いたおっぱいが気管につまったり、タオルや毛布が頭にかかって窒息する
  • 窓から虫やものがとびこんだり、家具の上や壁からものが落ちてけがをする
  • お風呂のときに浴槽の中に落として溺れる
  • クーラーの冷え過ぎ、暖房の暖め過ぎで脱水症状を起こす

ねんね期の授乳のリズム

初めは欲しがるだけあげましょう。成長するにつれて、少しずつ授乳のリズムができ、お乳を飲む力も強くなってきます。1ヶ月を過ぎたら、少しずつ授乳間隔を空けてみましょう。ただし、赤ちゃんだって少ししか飲めないときもあります。決まった時間でなくても、おなかがすいて泣いていたら飲ませてあげてください。あまり厳密にやっていると、お母さんも赤ちゃんも疲れてしまいます。

授乳に30分以上もかかり、終わってもすぐ泣き出してぐずるようなときは、母乳不足も考えられます。病院で相談してみましょう。

1ヶ月を過ぎたら外気浴を

赤ちゃんの粘膜や皮膚はとてもデリケートですが、少しずつ外気や日光に慣らしていく必要があります。新鮮な空気は、皮膚や粘膜をきたえ、全身の新陳代謝を活発にさせる効果もあります。部屋の窓を開けて外の空気をサッと入れる程度から始めて、ベランダや庭に連れ出すなどの外気浴をさせましょう。

2週間くらいして外気に慣れてきたら、今度は日光浴をしてみましょう。日光は皮膚や粘膜をきたえ、くる病の予防にもなります。足元から始め、少しずつ範囲を広げていきましょう。ただし、午前中や夕方の穏やかな日光に当てるように注意しましょう。強い日差しは禁物です。また、頭と顔には当てないようにします。

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ねんね期の育児のポイント

<衣類は1枚多めに>

赤ちゃんの衣類は、最初の3ヶ月頃までは、お母さんがちょうどよいと感じているより1枚多いくらいに着せるようにしましょう。ただ、背中が汗ばんでいるようなら、1枚脱がせてあげるなど、こまめに調節することが大切です。

<部屋の温度は20度前後に>

赤ちゃんはまだ、自分で体温の調節がうまくできません。暑過ぎたり寒過ぎたりしないように、室内の温度を調節しましょう。

<清潔を保ちましょう>

新陳代謝がさかんな赤ちゃんには、毎日入浴させ、清潔にしてあげましょう。細菌に対する抵抗力も弱いので、お母さんの手や調理器具、口に入れるオモチャなど、赤ちゃんに直接触れるものも清潔を心がけましょう。ただ、おしゃぶりやオモチャをなめるのは、やめさせないでください。

<便やおしっこを観察しましょう>

生まれてすぐは黒っぽい色をした胎便が出ますが、だんだん緑色や黄色、黄金色になってきます。その回数や形、色は赤ちゃんによって様様で、何回も便をするからといって心配することはありません。

おしっこの回数も様々ですが、新生児でだいたい1日10回以上。おむつがぬれたら、まめに取り替えてあげましょう。どちらにしても、よくお乳を飲み、よく眠っていればだいじょうぶです。

<1ヶ月健診を受けましょう>

1ヶ月健診は、おもにお母さんの産後の回復状態、赤ちゃんに先天性の病気がないか、順調に育っているかなどをみます。かならず受けるようにして、気になること、心配なことがあったら、医師にどんどん聞いてみましょう。また、集団健診は、ほかの赤ちゃんやお母さんに出会うチャンスでもあります。積極的に話しかければ、情報交換や育児の悩みの相談もできます。

<泣く理由を確かめましょう>

赤ちゃんは泣くことでしか不満や欲求を表現できません。泣いたら、その原因を考えて、取り除いてあげましょう。泣く原因のおもなものは次のようなことです。

  • おなかがすいている
  • おなかがはってガスがたまっている
  • 衣服がきつかったり、チクチクしたりする
  • おむつが汚れている
  • おむつかぶれができている
  • 暑過ぎたり寒過ぎたりする
  • 喉がかわいている
  • かまってもらえなくて退屈している

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