アロエに含まれる栄養成分の健康効果

アロエが日本にやってきたのは鎌倉時代。中国から渡来し、一般に普及するようになったのは江戸時代からで、漢方薬として使用されていました。今では、アロエの鉢植えが普及し、多くの家庭で育てられていますが、観賞用としての目的のほかに、薬効成分が各家庭で身近に実際に利用されています。

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アロエに含まれる栄養成分の健康効果

免疫力を高める成分ががんをはねつける

アロエの肉厚の葉のゼリー状の果肉は、切り傷ややけどなどの外用薬から便秘の薬まで、その薬効は幅広く知られています。胃の粘膜を潤して保護し、胃炎や胃潰瘍などを改善します。

特に便秘の特効薬としての効能が知られ、苦味のある果肉を食べると、アロインという成分が腸壁に刺激を与えて蠕動運動(ぜんどううんどう)を起こさせて排便を促します。かなり強い下剤として働くことから、妊婦の使用は禁じられるほどです。

注目されるアロチミン・アロエチン

アロエにはキダチアロエとアロエベラがあり、特にアロエベラが注目されています。キダチアロエに比べて苦味も少ないので、そのまま食べたり、ジュースやゼリーにしやすい特徴があります。アロエベラには、抗がん成分のアロミチン、抗菌・抗カビ作用を持つアロエチン、潰瘍治癒作用を持つアロエウルシンが含まれています。

アロミチンは、免疫力を高めるだけでなく、がん細胞の活動を抑える効果もあるといわれています。そのほか、アロミチンには解毒作用もあります。

アロエチンはもともと強い抗菌作用があり、切り傷ややけどなどに外用する場合に有効な成分と考えられていました。しかし、最近になって抗がん作用があることも明らかになったのです。その効果が高く、しかも副作用がないことから、今後の研究結果が期待されています。

アロミチンや、アロエチンだけでなく、アロエの果肉の外皮にはビタミンC・Eも含まれ、これらも抗酸化ビタミンとして、活性酸素の害から細胞や遺伝子を守ることでがんを予防します。アロエは、ただの家庭の万能薬ではなかったのです。

家庭でがんの予防のために果肉を食べる場合、どれぐらい食べればよいかはわかっていませんが、下剤作用が強いので、ごく少量を食べればよいでしょう。

医者いらずのアロエ

クレオパトラも愛用していたアロエは、健康だけでなく美容にも良いことを古代の人たちは知っていました。傷を癒し、病気を予防するので、”医者いらず”と重宝されてきました。

アロエは、世界中で多くの種類があり、日本で一般に栽培さているのがキダチアロエで、アメリカで健康食品として人気があるのはアロエベラです。

そのほか、日本薬局方の医薬品用アロエとしてケープアロエがあります。葉は多肉質で、ふちに鋭いトゲがあります。

まとめ

今回はアロエの栄養成分について解説いたしました。食べるだけでなく、外用薬としても重宝されるアロエは”医者いらず”の異名に恥じないまさに万能植物。鉢植えで気軽に栽培できるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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